下郎 / 下郎参上 (1991)
泉谷しげるを中心とした、お遊び的ユニット。
時代劇的、浪人バンドといったコンセプトになっていて、
メンバーは・・・
泉谷しげる=下泉茂兵衛
下山淳=下下淳之介
藤沼伸一=藤下伸之助
KYON=川下恭之助
といった具合に役名が付いている。
担当楽器のクレジットも、
アコースティック・ギター=生六弦
エレアコ・ベース=半電気低四弦
コーラス=副声紋
ブルース・ハープ(?)=呼吸吹吸
プロデュース=大番頭
リズム・プログラミング=能術楽師
スーパー・バイザー=八丁堀
等など・・・
となっている。
サポート・ドラマーとして名手、湊雅史も参加。
基本的にアコースティック楽器を中心に、エレキや打ち込みも駆使しつつ、フォークやブルースやら混ぜ込んだ下郎サウンドを展開している・・・んだけど、まあお遊びですな。
内容よりコンセプトの方が勝ってるかも。
このアルバムの中で一番キャッチーな『極楽楽土』は、たしか自動車か何かのCMソングだったと記憶している。で、この曲のメイン・ヴォーカルは泉谷氏ではなく下山氏である。