ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ダイアモンド☆ユカイ 『シン・シャドウブラウン&ブラックパイレーツの冒険』を観た!2025年3月15日 有楽町 I'M A SHOW

ダイヤモンド☆ユカイ『シン・シャドウブラウン&ブラックパイレーツの冒険』観てきた!

 

こないだの日曜、野音原始神母観たから、1週間のうちにレッド・ウォーリアーズのシャケとユカイをどっちも観たんだよ!っていうか、そのどっちにも三国さん出てんの。だから週に二度、三国さんのプレイを観てんの!

 

『シン・シャドウブラウン&ブラックパイレーツの冒険』って、1992年に出たアルバムやツアーにかかってる話なんだけど、これ発表される前に「シャドウブラウン再現ライヴとかやんないかなー」って思ってたんだよね。

 

凄くハマってたブラックパイレーツの布陣。ギターの岩永凡が音楽シーンから去ってしまったので、「シン」にはアキマツネオ、アキマさんが参加した。ギターのトーンが凡と凄く似てたな。

当時コーラスやってた高橋ジャッキー香代子さんは亡くなって、引き継いだのはZOOCO。って、エスカレーターズの人じゃん!俺1回観たよ!シャケのサイコデリシャスとやったとき。どこだっけ?日清パワーステーションだっけ?ON AIR WESTだっけ?

 

ライヴはまずユカイが1人登場してジャッキーさんとダディ竹千代氏を偲びつつ開会宣言。1人ずつメンバー(乗組員)が出てきてハグして第一部が始まった。これ、第一部がユカイ曰くのロッキン・ミュージカル。第二部がライブ。ニール・ヤングの『Greendale』みたいな感じだな。あの武道館はミュージカル超眠くなったけど。いくらニール・ヤングでもロックを座って観るのは眠くなるんだよ!第二部は「Rockin’ in the Free World」とかやって眠気冷めたよ。で、今回はミュージカ・パートも立って観るから大丈夫だった。

 

第一部ってアルバムを順番どおりにやってくのね。でも92年にあったシャドウブラウンの世界を再現するんじゃないの。シャドウブラウンは一度人前から去って音楽のなくなったこの世界にまたやってくるって話しだった。同じ曲を演奏しても、何十年後の話。

とくに俺のお気に入り『独裁者』は当時、ユカイが王の椅子に座って王冠かぶって、手錠されて演じてたのね。こんかいは「かつて王だった男を見た」みたいなこと言ってて、視点が変わってた。

 

ROLLYは音楽が禁止されてる島の番人として登場。子役の女の子が出てきて歌ったり、ジューシーフルーツのIRIAが物語の核となる人物としてスクリーンに出てきてシャドウブラウンと会話したりして、もうミュージカルな感じで話が転がっていった。

ROLLYとアキマさんが同じステージでギター弾くってなんかすごいな。

 

休憩を挟んで第二部は通常のライヴ。さっき映像で出てきたIRIAも、ROLLYも出てきてジューシーフルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」も聴けたぞ。

 

92年のライヴは、ステージセットや小道具、曲中の身振り手振りでシアトリカルな感じを打ち出すにとどまっていたのに対し、今回はセリフを話して歌ってのホントにミュージカルだった。ユカイならではの演出で貴重なもの観た!と感じた。

昔の再現じゃなくて、また違うものに進化してた。