「This is History!This is History! 」オアシスの映画観てきた!今さっき。
いや~びっくりしちゃうのが、これってそのライヴから25年経ってんのね。つまり四半世紀。この2年前に、1969年のウッドストック・フェスティバルから25周年ってことで『ウッドストック'94』やってんのよ。オリジナルのウッドストックは俺が生まれる前で、歴史の大いなる1ページとして認識してたんだよ。94年のときははもう成人してて。今の20代からすると、時間の感覚としてはそんな感じなのか!恐ろしいな。
演奏オンリーのライヴ映画ではなく、メンバーと、当日会場にいたりラジオで聴いてたファンの語りが入ってるドキュメンタリーなのね。ファンの語りってのは、場合によってはどうかな?ってときもあるけど、オアシスがもう存在しないし、オアシスのいた1996年、っていうかオアシスが無敵だった1996年をとらえた映画なので、エンディングまでちゃんと観たらすげーいい感じだった。
今自分が30歳とかだとダメかもだけどね、当時10代の人でも今40代だし、俺なんか人生の最終段階に向けてどうしよっかなーって感じなので、懐かしみモードの映画も受け入れられるのね。
2日間で25万人集めたこのライヴ、出たのはオアシスだけじゃなくて、その中でプロディジーのステージが少し取り上げられてた。楽曲の権利関係の都合かな?音がなかったけど。
一方、ストーン・ローゼズを抜けたばかりのジョン・スクワイアがゲストで弾く2曲が入ってるのはよかったな。
実は当時、勤めてたディスクマップで、大きい声じゃ言えないけどブートも扱ってて、このネブワースの音源も入ったから俺、音だけは聴いてたんだよね。たぶんイギリスのラジオ中継のやつ。大きい声じゃ言えないつっても、ディスクマップの広告はロッキング・オンにも出してたから…ゆるい時代だったな。
昔『3055』に投稿したレビュー記事にも書いたんだけど、このころまでのオアシスは、すげーいいメロディーとサクセスストーリーで、俺たちをどこまで連れてってくれるんだ?って存在だったのね。今回あらためて大観衆を前にパフォーマンスしてるオアシスを見て、ファンの語りを聴いてたら、これはひとつの時代なんだなーって思ったな。