GASTUNKといえば、オチョウだよね!
いやGASTUNKにオチョウってメンバーはいないんだけど。
中学から高校に上がると、同じ中学から分かれて別の高校に行ったやつから枝葉になって、その高校のやつと知り合ったりするじゃん。
クンコが進んだ高校に、「オチョウってパンクスがいる」って噂が回ってきて。俺は高校二年生になってから自分の高校内でバンド組んで、俺の学年てほとんどのバンドが貸しスタジオじゃなくて、スーちゃんちの納屋で練習してたんだよね。そんな環境だから、バンドメンバー以外にも多少、たまり場みたいに出入りがあって。
ある日、納屋にい行ったら、見かけない短髪の金髪がいてそれがオチョウだったの。「あ!噂に聞くオチョウだ」と思って。オチョウがギターを構えておもむろにGASTUNKの『黙示録』を弾いたんだよ。ズンズクジャー!!って。アンプについてるリヴァーヴを思いっきり深くかけてたのは覚えてる。あれは誰のギターで弾いてたんだっけ?納屋にギター置いて帰るやつはいなかったから、俺のアイバニーズ貸したのかな?
そのオチョウとの出会いが、俺のバンド人生に多大な影響を…与えたわけじゃなくて、その後1回出くわしたかなーどうかなーくらいで、何も起こらなかった。すぐ俺の人生ストーリーから退場した。だいたい『黙示録』弾くの聴いただけで、他の何も聴いてないし、パンクスではあるっぽいんだけどバンドやっててどうのって話は知らないし。
まあ30年以上経って数分間の交流をこうして思い出せてるからいいんじゃない?