ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (The Rise Of Skywalker)を観たんだけど!

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…と、いうわけで、昨日の夜スター・ウォーズ観てきた!

近年は、休日の昼間を有効に使いたいからその前日夜、仕事終わってからまた出かけるってのが増えてきた。そうすると終わるのが深夜になるんだけどね。

本作『スカイウォーカーの夜明け』は…所謂“続・三部作”の中で一番面白かった!だがしかし、スカイウォーカーのサーガ全体として考えると、禁じ手が多すぎて興ざめする。前作までですでに退場した主要キャラの扱いとか、敵ボスキャラの扱いとかその理由付けとか。フォースの解釈とか。

スター・ウォーズに限らず、その後の業界地図を塗り替えるような大ヒット作って、もう“続編禁止法”試行して、続きを作るの禁止にした方がいいんじゃない?

俺もさすがに人生あと数年ってところまできて、やっとお金って大事だなと思い始めてるわけ。大ヒットコンテンツでお金が回ってみんな食べていけるし、映画そのもの以上に関連商品でお金が回ってとんでもない数の人たちが食べていけるんだけど。

でも現実世界でお金を稼ぐため、物語の中、ハッピーエンドでシリーズを生き残った人たちがまた引っ張り出されて死んだり、逆に退治したはずの悪が生き返らなきゃいけなくなるのね。

だからストーリー的にはEP6、制作としてはEP3で、ジョージ・ルーカスが「もうやんない!」って言った時点でもうやんない方がいいと思うんだよね。でもまあ止めらんないとは思うけど。なんたってディズニーが引き継いでるし。

ここでガンダム引き合いに出すのも申し訳ないけど、あれも最後の最後、主人公より下の世代、ガキンチョにニュータイプ能力的なのが現れて「じゃあ将来的にこんな力で人類平和になるかも」って終わるんだよね。でも数年後には続きを作らなきゃいけなくなって、そうするとまたいつまでも戦争が続くんだよ。

ガンダムでもスター・ウォーズでも、第一作ってマーケティングを超えたビッグバンじゃない。後々の作品はその大成功を踏まえてマーケティング要素が強くなるし。スター・ウォーズはEP3~EP4まではまず、当時理屈抜きの両手放しで楽しんで。細かい突っ込みどころとか粗は二の次で。後から作るのはよほどの出来でないかぎり、どこかモヤモヤの中で観て、“良いところ探し”をしちゃうんだよね。良いところ探しなんてしてる時点で古いのに負けてるし。まあ観てる自分の年齢が子供からいい大人に上がってるから仕方ないのもあるけど。

 ここでスカイウォーカーの話は終わって、ディズニーはさらにスター・ウォーズを作り続けるようで、生きてたらそれは観るかなどうかな?伝統に対して『シン・ゴジラ』ぐらいの「これがあったか!」みたいな評判が出たら観るかもしれない。基本的にはスター・ウォーズって俺の中で1983年で終わってたんだなあと再認識した。