ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

(谷)

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

入稿 2011/07/26

 お盆企画で書いてってお題だったのでそんな文章です。

 

Ozzy Osbourne / Blizzard of Ozz (1980)

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1. I Don’t Know
2. Crazy Train
3. Goodbye To Romance
4. Dee
5. Suicide Solution
6. Mr. Crowley
7. No Bone Movies
8. Revelation (Mother Earth)
9. Steal Away (The Night)

 

お盆近くになると、怪談の方も盛り上がってくるのが日本の夏であるが、西洋の悪魔にとってお盆は関係あるのだろうか?…たぶん、まったく関係ない。

ブラック・サバスを脱退したオジー・オズボーンが放つ次の一手が、このアルバムだったということは、奇跡的な出来事だったと思う。具体名を出すと差し支えがあるが、大成功を収めたバンドのフロント・マンがソロに転向しても100%成功といえる結果を出せるとは限らない。それをオジーはやってのけた。そして、その後もスターであり続けた。

そして、これ以上ないスタートの中でオジーの横にはランディ・ローズという大きな存在があった。分りやすくキャッチーなリフがあって、ギター・ソロには起承転結がきっちりと存在し、速弾きがあってメロウに聴かせるパートがあって…と、これ以上ないハード・ロック・ギター基本の“キ”をおさえている。教科書に載るような素晴らしいプレイでオジーをサポート。奇跡の枚1枚を演出している。(Jeff Goldsmith)

 

 

BLIZZARD OF OZZ

BLIZZARD OF OZZ