日本発 アナログ合体家電 大ラジカセ展@池袋パルコ本館
池袋のパルコでラジカセ展やってるから観てきた!
こんなやつな。
70年代、まだモノラルが多かった頃は俺的にラジカセ夜明け前。ガゴンの家にはあったような気がする。俺んちにラジカセが来たのはステレオが当たり前になってきてから。
思い入れがあるのは、ここら辺だな。80年代。
サンヨーの”おしゃれなテレコ”は持ってたから思い出深いぞ。でも、俺のとまったく同じのは無かった。持ってたのはシングルデッキのMR-U4SXだと思う。これはダブルデッキだから、後継機種。
当時の雑誌。テレコがうちに来たのは、たしか小6のときだから、上の世代が読んでたやつだな。宝島は高校生で読んだからもっと後のこと。その頃にはもう、ビックリハウスって終わってたな。つうか、パルコ出版じゃん…
変り種系。
CDが普及してきた頃のバブカセ群。各年代見比べて思ったのは、俺にとってラジカセって80年代前半の輝きなんだな。まあ、単に初めて家に来たラジカセがその頃ってことなのかもだけど。70年代のだとデザインにポップ感がまったく無くて、CDラジカセの頃になると、ありがたみがなくて道具になり下がってくんのね。まあ自分の年齢と体験が大きく影響してんだけど。クリスマス時期に買ってもらうのと、ロードサイドの量販店に行って自分でパッと買うのとは気分的に違うという。そういえば、テレコはまさにポータブルなラジカセだったけど、中学生のときに使ってたソニーのミニコンポを経て、90年代に買ったシャープのCDラジカセは、取っ手こそ付いてるけど持ち運んだことは一度もなかったな。重くて。
無茶な多機能化をしたやつら。
鍵盤が…
ソニーの、リズムとコードが鳴らせるやつ。楽器とのクロスオーヴァー。必然性については疑問。
トリプルデッキも、当時から疑問あったな。
縦にアナログプレーヤーが付いてるのは憧れたなあ。
ヒップホップ文化とマッチしたデカいやつ。竹の子族も同じストリートカルチャーなのでラジカセ必須。
とんねるずの”おいにい2~ん”は俺持ってるよ。
視聴コーナー。
著名人とかクリエイターのコーナー。水道橋博士のコレクション。
懐かしいカセットテープ群…じゃなくて、再生機器がないだけで、カセットは今も俺の部屋にいっぱいあるって!カセットテープって、中学から高校まで、バラエティショップ勝永のショーケースに入ってるのを、店のおじさんに「すいませ~ん、UD-Ⅱの46分を3本ください」とか頼んで、出してもらって買ってたのね。それだとありがたみがあんのね。そのうち、ホームセンターとかでパック入りが安く買えるようになってありがたみがなくなった。単に、自分が持ってる本数が増えたってのもあるか。斉藤由貴がCMやってたAXIAはポップ感が革命的だったんだけど、あれが終わりの始まりかなと思う。89年にスリムケースが出たあたりからカセットの輝きが失われた。カセットが頑張っても、メディアの中心がCDに移行するのでAXIAのせいってわけじゃないけど。アナログレコードからカセットに録音してた時代は音質にこだわって録ってたのが、CDからカセットだと手軽になった分、てきとうになったな。レベルメーターとかもついてなかったし。
と、いうわけでラジカセ展でした。近所のハードオフじゃないよ?ハードオフはこんなオシャレな展示してないし。
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