ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

好きよ、純情反抗期。

ルー・リード / ザ・レイヴン (2003)

Lou Reed / The Raven

 

ルー・リードが死んじゃったよ…!!

ルーの作品に触れたのは、20何年前になるかなあ…まあロックの教科書通りに、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1stから聴き始めて、ソロの方も順当に『トランスフォーマー』からだったな。それからヴェルヴェッツとソロをいろいろ聴いて今日に至る。

60年代の、アヴァンギャルドさに時代が追い付かなかったデビュー作から始まって、亡くなるのが71歳、晩年2作を見ても、前作の『ザ・レイヴン』はエドガー・アラン・ポーの作品とリンクしている、ポエトリー・リーディングを交えたアルバムでしょ。そして最後となった『ルル』は、メタリカとのコラボレーションで賛否両論巻き起こしたんだよね。ミュージシャン人生通じて前衛的で攻撃的、挑戦的な姿勢を貫いていたんだな。それだけじゃなく、退廃的で、詩的で美しかった。 俺はルー・リードが亡くなったニュースで71歳という年齢を確認し、生涯現役感のようなものを再認識して、感動している。 

The Velvet Underground / Loaded

The Velvet Underground / White Light/White Heat

Lou Read / Live in Italy