ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

バビロンの城門

昨日、プリプリのライヴが行われる東京ドームに入る1時間ほど前、私は水道橋にある食事処にいた。

 

昼食をどこでとろうかと駅から歩き出してすぐに、店内BGMがプリプリという店を見つけて「じゃあ、せっかくだから」と入ったのである。これはなんとも粋な計らい!というわけではなく、東京ドームほどの観客動員があると、近隣にはこのような店がたくさんあるのだろう。それで、東京ドームで嵐がコンサートを開けば嵐を、EXILEがやればEXILEを、AKB48がやったときにはAKBを、S.O.B階段がやったときにはS.O.B階段の曲がずっとかかっていたのだろう。先日の“Willard Cafe”みたいな、アーティストにちなんだメニューがあるわけではなく、私はフツーに日替わりランチを食らった。この日の日替わりは、チキンカツのトマトソースがけであった。

プリプリのライヴは開演が午後3時過ぎ、たっぷり3時間のライヴだったが、それでも終演は午後7時前。いつもならまだライヴが始まってさえいない時間である。都内でライヴを観た後はすぐに帰路につくのが常であるが、今回はそのまま水道橋で夕食をとってから帰ることにした。

 

ドーム近くのステーキハウスでワサビマヨハンバーグを食らう。ここでも店内BGMはプリプリ…ではなく、何だっけ?たぶん無難にジャズか何かがかかっていたと思う。しかしもっと近くに聞こえるBGMがあった。後から妙齢の女性2人組が入ってきて、友人だか同僚だかの悪口を始めた。マシンガンのように話しているのは片方の女性で、もう一人は完全に聞き役であった。どうも、友人だか同僚のいいかげんな生き方にダメ出しをしているようだ。彼女としては悪口ではなく、正当な批判であろう。だがいかんせん、本人不在でのダメ出しである。もうとにかく言わないと気がすまないという感じで、女性は喋り続けた。私はそのマシンガントークを聞きながらハンバーグを食らった。元々4人席に座ったところを、店内が混んできて2人席をふたつという具合に分けて食事をしているので、私は彼女らと肩も触れ合わんばかりの距離でその会話を聞いていたのである。感動的なプリプリのライヴを観終わった後に…

そんな、12月24日の夜であった。

だから何だという感じの話だが、要するに今日は暇ネタでやっつけ記事であります。

VERY BEST OF PRINCESS PRINCESS TOUR 2012~再会~at 武道館

(2013/03/27)

PRINCESS PRINCESS

商品詳細を見る