ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

キスだって左利き

V.A / ARB COVERS (1998)

 

トリビュート・アルバムって、そのほとんどがアレだったりして、買ってもそんなに長い間聴けないんだなあ。それなりの話題になったやつでも、そんなに後々まで聴けなかったりして。記憶にある中で、けっこう良かったのは、90年代のオルタナティヴ・ロック勢がカーペンターズをカヴァーしたアルバムかなあ。まあそれも、持っているのがカセットテープだったりするもんで、今やまったく聴いてないよ!

で、発売当時もそれほど話題にならなかったと記憶するARBトリビュート。俺はARBにけっこう思い入れがあるし、ダイヤモンド☆ユカイが参加しているから発売時に買った。

1. 魂こがして(スマイル)
2. ラ・ラの女(奥田民生,森純太,岡本雅彦,鈴木“MOH”友行)
3. イエロー・ブラッド(コールタール)
4. ウイスキー・マン(PUGS)
5. さらば相棒(大槻ケンヂ)
6. トーキョー・シティは風だらけ(レピッシュ)
7. エデンで1・2(ザ・ドラマーズ ウィズ 宮田和弥)
8. ダディーズ・シューズ(ダイアモンド・ユカイ フィーチャリング・ゴスペラーズ)
9. 黒い予感~バッド・ニュース(ZAZI)

売れなそうなアルバムって、いつか買おうと思ってるうちに廃盤になって手に入らなくなるので、そうならないうちに買ったんだけど、手に入れても何十回とはリピートしないよなあ…しないよ、これは。

そんなアルバムの中で光っているのは、オーケンが歌う、演歌調にうアレンジされた『さらば相棒』。マジメなARBファンが聴いたら激怒しそうだけど、ある意味本質を突いていて面白い。さすがオーケンといった感じ。でもこれは一発芸なので、一聴したときの衝撃勝負。どう考えても、気に入って朝に晩に聴くようなものではない。

ARB COVERSARB COVERS

(1998/03/28)

オムニバス、SMILE 他

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