ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ステューピッド・モップ<愚かなる掃除用具>

うあおあ!『世界糖尿病デー』って今日じゃないか!

ことの始まりについては、前に書いた記事を参照のこと。

えーっと、自分の現状。

主治医によると、血糖値管理は上手くいっているし、HbA1cも安定しているので問題なしとのこと。今年の夏ごろに、今まで極微量分泌されていた自前のインスリンが枯れ果てて、ノポラピッドひとつで済んでいたインスリン注射が、夜に打つランタスとの併用になった。自前のインスリンが出なくなったのは、自己管理の問題ではなく、何をどうしてもいつかはそうなってしまうものらしい。

食事に関しては、当初のカロリー制限的なものから、カーボカウント中心になったので、食事を作るときにカロリー計算はしなくなった。まったく無視ではないけど、もうザックりと考えるくらい。

自分は1型なので、2型については分らないけど、カロリー制限主体の食事指導って、今考えるとすごく間違いが多くあるように思うんだなあ。まあだいたいのことはネット上で言及されているので、ここには書かない。1型と2型の食事療法指導がゴッチャになってほぼ同一視されているのもおかしいと思う。なんかいろいろ間違いだらけで、それが昭和30年代とかではなく、きょうびハード面では射してもまったく痛くないインスリン注射針とか、手軽に測れる血糖値測定器が活躍するのに対し、ソフト麺…じゃなくてソフト面はものすごく前時代的なことが放置され続けているのは何なんだっつう。

主治医の話によると、1型に関してはもうすぐカーボカウントを取り入れた食事指導になるらしいんだけど、専門家たちよりネット言論の方が進んでいたっていう、昨今の世相を反映しているような感じですな。

カーボカウントに関しては、ネットでいろんな人のブログなどを読むと、炭水化物の量に合わせて注射の量を自在に操り、食事をしているみたいなんだけど、自分的にはそれってメンドクサイので、インスリン6単位に合わせた主食+αの炭水化物を採って調整している。

カーボカウントっていうのを知ってからしばらくは、「やったー!これで自由におやつとかも食えるぞー!」とか喜んでいたんだけど、実際にやってみると、食べる前に血糖値を計ったり、食べた後にも計ってインスリン量外してないかなーと、結果に一喜一憂するのもバカらしくなり、さらにはちょっとしたお菓子を食うために1単位のインスリンを打つ必要があって、たった1単位打つために2単位空打ちすんのはなんなんだよ…って思ったりして、間食するのはやめてしまった。

ただ、お菓子を食べるのをあきらめたワケではなく、例えば小さく小分けされたチョコレートとかなんて、糖質3g~5gじゃん。そんなのはもう誤差の範囲だからご飯の量に比べたら血糖値に何の影響もなく、だから食後にちょっとひとかけらって感じで甘いものとは向き合っているのである。

で、ずっとそんな感じで血糖値他、諸々の管理は安定していたんだけど、最近生活環境が激変して、ちょっとビックリするような数値もたたき出しちゃってるときもあるので、そこはまたトライ&エラーで修正して、安定させていきたいと思うであります。

すぐわかる!すぐできる! 糖尿病の食事療法 カロリーつき カーボカウントナビすぐわかる!すぐできる! 糖尿病の食事療法 カロリーつき カーボカウントナビ
(2010/06/25)
佐野喜子

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