ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

スーパーツイスター

曇天である。そしてさらに天気は下り坂だ。しかし、雨が降るのは夜になってからとのこと。傘は持たないで出かける。

 

秋葉原には午前9時半に着いてしまった。とりあえず、昭和通り沿いの自動販売機で飲み物を買い、ガードレールに腰かけて飲む。そして、最後の一口をグビと飲み干した私は、すぐそばにあるアキバヨドバシに向かった。アキバヨドバシは9時半開店なのだ。

さて、秋葉原にはやたらと行っているような気もする私であるが、そこに蠢く様々な文化、そのどれかに精通しているかといえばまったくそうではない。ディープな街の中に合って、私は永遠に“頻繁に出没するライト・ユーザー”といった存在でしかない。様々なジャンルのマニアが集う中に紛れ込み、そしらぬ顔をして歩いているが、実はいつまでたってもストレンジャーなのだ。

アキバヨドバシでは、立ち読みや、各階“ウインドウ・ショッピングという名の徘徊”をたしなんだ後、プラモデルのパーツ類や接着剤を購入したのであった。今日は後で購入するCDと合わせて合計1,500円ちょっとの買い物だったが、300円の買い物をして帰ってくるときもある。300円の買い物を、往復1,000円以上の電車賃を払って…プラモデル用品を買うならもっと近場で買えないこともない。それでも行くのは、この街を一日中、なんとなくフラついて気晴らしをしたいのだろう。

そうこうしているうちに正午近くになったので、中央通りを南下し末広町。中央通り通り沿いの“すき家”で昼食、『高菜明太マヨ牛丼』を喰らう。すき家の丼ものバリエーションはいつも、注文呼び出しボタンを押し、注文を口にするその瞬間まで目移りし、迷う。まったく罪なヤツらだぜ。

 

昼食後、すき家から奥に入ったところにある公園で休憩をキメる。秋葉原周辺にはタダで座ってくつろげる空間がないほとんどない。小さな公園だったらなくもないが、あまり居心地の良い感じではない。この末広町の公園はまだ新しめで綺麗なのが良い。私が座ってしばらくすると、お昼休憩になった近所に勤めるサラリーマン、OLが何人も入ってきて、弁当を食べていた。

中央通り裏手のショップ群を冷やかしつつ再び北上。新しいラジオ会館は6月上旬オープンとなっていた。なんだ、もうすぐじゃないか。

そして元祖ラジオ会館へ。上の階から順に店を覗く。今度こそ最後かな?

ラジオ会館からの流れで入ったブックオフでは…嗚呼、なんということか、CD250円コーナーにGWINKOのアルバムが。沖縄アクターズスクールから一人目の刺客、GWINKO。私がことあるごとにTwitterでつぶやいていたGWINKO。これは私に買えということか。もっと他に買うべきものがあるような気がしなくもない…でも買いたい。買ってブログに書きたい。でも、それだけのために買うのか?買うのか?

…しばし葛藤の末、購入した。

 

一緒に、キャメルの『蜃気楼(Mirage)』も購入。ちなみに、キャメルも“邦楽250円コーナー”“き”の棚に刺さっていた。

 

雨はまだ降らないが、雲がだいぶ厚く垂れ込めてきた。私は薄暗くなってきた秋葉原の街を後にし、御徒町アメ横を突きぬけ、地下鉄日比谷線上野駅の中へと消えたのであった。

 

いろいろ買った。が、単価1,000円以上のモノはない。

Mirage (w/ bonus track)Mirage (w/ bonus track)

(2002/10/15)

Camel

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YESTERDAY TODAY FOREVERYESTERDAY TODAY FOREVER

(1987/09/21)

GWINKO

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