駅弁ひとり旅 ①~⑤巻 / 櫻井寛監修・はやせ淳作画
漫画を読む習慣がほとんどない我輩の手元に何故、この5冊があるのかというと、ツタヤのコミックレンタルで借りてきたからであります。
コミックレンタルもほとんど利用したことないんだが、何故今回借りてきたかというと、「5冊タダで貸してやるから、試し読みすりゃいいじゃん、オマエ」っていうレシートクーポンをもらったからでありまして、「へいへい、タダでお借りしてよろしいんなら」とシッポ振って借りてきたしだいであります。
「5巻まで読ませて、続きを読みたくて読みたくてたまらなくして、あとは正規料金で貸そう」って魂胆だな!
最近の漫画に対する知識がないので、この漫画のことはレンタルの棚を眺めていて見つけるまで知らなかった。
「『駅弁ひとり旅』というタイトルのわりに、行く先々で偶然出合う人たちと共に旅を続ける」ということ以外は、『孤独のグルメ』のようなムチャクチャなつっこみどころもなく、グルメ漫画としてはいたってフツウだと思う。が、鉄道漫画としても驚くようなことはない気もするが、そのふたつが合体して、「列車に乗って次々と駅弁を食べる」というテーマで合わせ技を繰り出されると、それはずるいなあ。ずるい。
といっても、実は我輩、駅弁なんてそう食ったことがない。それは子供の頃から食が細く、食べ物に執着がなかったからである。例えば何人かで連れ立っての旅行でも、皆がヒョウヒョ言いながら駅弁を買っている傍ら、どこでも買えるサンドイッチとかを食べていたのだ。駅弁が嫌いというワケではないんだが、「800円とか1000とか出して、食べ切れなくて残したらいやだなあ」とか思って手軽な食べ物を買っていたのだ。今思えば軽いノイローゼだな。それくらい少食に大してコンプレックスがあったのだと思う。
それが、今となっては何の因果か逆の意味で食べ物に縛られる生活を強いられることとなるとは…
トホホ…
でやんす。
…と、いうワケで、5巻以降は期を見て借りるかもしれないし、借りないかもしれない。
![]() | 駅弁ひとり旅 1 (アクションコミックス)
(2006/04/20) 櫻井 寛 |