その可能性への限界、難解なロックの極北まで達した雑煮作成であったが、年末年始気分も終盤、餅のストック(2袋目)も残り少なくなり、ここへきてようやく基本に帰ることとなった。
前回もオーソドックスなものに戻りつつあったが、ジャガイモやらさつまあげ、コンニャクが入っていた。そして今回は、鶏ムネ肉、小松菜、かまぼこ、三つ葉、ニンジン、大根と、まさに基本通りの雑煮となったしだい。まあ各地方、各家庭によって味付けや投入する具材は様々なので、どれが基本、正解ということもないのだが。
餅を1個しか食えないため、炭水化物の量を調整するためにジャガイモを入れていたのだが、今回はアルバム・コンセプトが“原点回帰”なので、ジャガイモは曲順表のなかからオミットされた。
雑煮の中から退場いただいたジャガイモだが、ちゃんと別の道を用意してある。塩、コショウを振り、レンジで3分間、チンして出来上がり。アツアツポテトとして仕上げたみた。
基本に戻ったついでに、もう雑煮シーズンも終わりなのでさといもを入れたかったのだが、スーパーで値段を見たら高くてやめた…半額以下の“おつとめ品”もあったが、さといもは日持ちしなさそうなので見送った。
あと、年の瀬も押し迫ってくると、正月仕様のかまぼこがスーパーの店頭に並ぶわけだが、いつも買ってる、安いかまぼこが棚から消えちゃうのな!!30日に買いに行ったら、見た目めでた気な、値段の高いかまぼこしかなくて絶望した。99円のでいいのに…
しょうがないのでその中で安いのを買ったアルヨ。その後よーく探したら、近隣3軒のスーパーで、1箇所だけ通常使用のかまぼこが、ひっそりと置いてあった。今年の暮れまで覚えておこう。忘れそうだけど。
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(2000/03/13) |