ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

夏恋模様

ドロップキック・マーフィーズ / シング・ラウド・シング・プラウド(2001)

Dropkick Murphys / Sing Loud! Sing Proud!

アイリッシュ・パンクの代表的存在、ドロップキック・マーフィーズ。(彼らはアメリカのバンド。ただ、出身地であるボストンは歴史上イギリスとの関わりが深くアイルランド文化の影響も受けやすい環境ということはあるらしい)

まず、サッカーの応援歌のような1曲目を聴くだけでアドレナリンが大放出、これはたまらず身体が動き出す!

いや、みんなの身体は動き出すだろうがオ、オレは・・・ワールドカップで日本代表が勝ったときの渋谷でのバカ騒ぎみたいのにも入っていく自信ないし・・・20年ぐらい前、何年かでボーリングをやっていて、ピン倒したとき、「もっと嬉しそうにしろよ・・・」って言われたぐらいの人間だから、アゲアゲで身体が動くことはない・・・部屋の中で体育座りをしながら聴いているのが関の山だ。

・・・まあいい、ドロップキック・マーフィーズに罪はない。

バグパイプマンドリンアコーディオンなどの楽器とパンクとの相性が良くてビビる。

全編に渡りシンガロング対応コーラスの連続、リスナーとの連帯を感じさせる内容だ。音としてはやかましい部類に入るが、アイリッシュ・サウンドの持つ哀愁や、バンドのストイックなアティテュードも滲み出ているので、単なるバカ騒ぎとは一線を画す騒々しさだ。

シング・ラウド、シング・プラウド!シング・ラウド、シング・プラウド!

(2001/01/24)

ドロップキック・マーフィーズ

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