ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

アクセラレーター

 

5時起きして弁当を作り、鬼怒川へ。まずは8時42分、鬼怒川公園駅下車。

 

紅葉が見ごろ。イチョウは真っ黄っき。

 

モミジは真っ赤っか。

 

橋の上から鬼怒川を見下ろす。見事な景観だ。が、しかし、この高さで写メを撮ろうと携帯電話を翳すと、股間がキューっとなってしまう。

川の近くまで下りてみた。轟々と流れる鬼怒川。

10時になったので、鬼怒川公園の岩風呂で一番風呂を浴びる。

椎名誠『日本細末端真実紀行』の中で「何万円もの交通費をかけて流氷を観に行ったが感動が長時間続かなくて困った」というような趣旨のことを書いていたが、500円の入浴料を払って入る温泉もそうでありますね。

「せっかく有料の風呂に入っているんだから楽しまなくちゃ…でも、5分も入っていたら飽きてきて間がもたない。景色もいいんだけど…間がもたない。でも、せっかく来たんだし…」といった具合。

 

ロープウェイに乗って猿と会いに行く。

切符代をケチって片道券しか買わなかった。券買所で「帰りが徒歩だと急斜面の山道を歩きますよ」と言われたが。引き下がれずに「いいですよ」と答えてしまった。それが後に起こる、悲劇の引き金になるのであった。

一気に300m登る。

上からの眺め。紅葉の鬼怒川周辺を一望。

 

餌をもらいに、どんどん猿が寄ってくる。

でも俺は餌を持っていないよ。有料だから。

昼食の時間になった。

バッキーーン!

 

そこから猿園から30分ほど山道を歩いて名木“一本杉”の前で作ってきたサンドイッチを食べる。

自然の中でのんびり昼食…と思ったら、箱を開けたとたん匂いを嗅ぎつけたハエが何匹も寄ってきたので、外気に触れるのをなるべく少なくし、隠れるように食べる。惨めだ。

こんなところまで来て何をやているんだ俺は…ちくしょう…ちくしょう…

 

帰りは麓まで徒歩で帰る。行きはロープウェイに乗って3分で登ったが、帰りはマジ死ぬかと思ったぜ。まあ死なないけどヒザが笑った。

徒歩で下りる人なんか他に誰もいないし、途中で途中でもうイヤになって自分のバカヤロウと思ったが、下からスタスタと登ってくる人がいてビビった。

やっと下の駅にたどり着いた。もう絶対やらない。

そして鬼怒川温泉駅を目指し、歩く。

紅葉時期の土曜なのに、街はこんなに静かでいいのだろうか。

駅周辺には観光を済ませた人、これから行く人達がそれなりの人数いるけど…日光との、この差は何なのだろう。

 

ミッドナイトエンジェル★

この鬼は『モヤさま』に出てたな。

 

この顔ハメは権利関係クリアーしているのか?

そんなこんなで鬼怒川公園駅から鬼怒川温泉駅まで歩いた。

スペーシア…じゃなくて、区間急行で買える。東武動物公園まで各駅に止まるので、座っているケツが痛くなった。

《オリジナルプリント》鬼怒川ライン下り(栃木県/日光市)《オリジナルプリント》鬼怒川ライン下り(栃木県/日光市)
()
JAPAN・山口博之

商品詳細を見る