ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

忍ぶれど

昨日に引き続き、“秋になると聴きたくなる音楽”だ。

ジョニ・ミッチェル / 永遠の愛の歌―ジョニ・ミッチェル ベスト1 (1996)

Joni Mitchell / Hits 

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ベスト盤で恐縮です!!

バンクーバーオリンピックの開会式でジョニ・ミッチェル曲が使われたときにも書いたんだけど、昔俺が日光に紅葉を観に行ったとき、このベスト盤をカーステでかけていて、秋の陽射し、吹いてくる風、拭かれて堕ちてくる葉、カーステから流れるのジョニ・ミッチェルの曲が化学反応を起こして車内にタイヘンな空気を作り出してしまったワケだ。

あーまた行きたいな。でも渋滞はいやだなー。もう何年も前のことだからどこをどう走っていたのか忘れてしまったけど、あの時はスイスイと走っていた気がする。

あ、そうだ!山の上の方を走っていて、渋滞もいやだけど、雲が出てきて前にも後にも、しばらくすれ違う車もいなくなっちゃうと、ちょっと不安になっちゃうよね!

何の話だよ!!

永遠の愛の歌~ベスト(1)永遠の愛の歌~ベスト(1)
(1996/10/25)
ジョニ・ミッチェル

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ヴァン・モリソン / アストラル・ウィークス (1966)

Van Morrison / Astral Weeks

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ヴァン・モリソンがこれからの季節にグっとくるのは、音楽から発せられる彼の出身地、アイルランドの空気を感じるからじゃろうか。あからさまにケルト音楽が導入されている感じは受けないんだけど、深くしみこんだエッセンスが独自のセンスでアウトプットされていて、どこのロック、ポップス、フォーク、ソウルとも似ていない音楽、しかしそのどれでもあるようなヘンテコリンな素晴らしいアルバムだぜ。

アストラル・ウィークスアストラル・ウィークス
(2008/06/25)
ヴァン・モリソン

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今回の2枚は、分かりやすく情緒に訴えてくるのではなく、秋の風景…まあある程度特殊な状況と合わさってだけど、それとのケミストリーでシュールな風景を見せてくれる音楽つう感じだな。

そんでもって2人とも、ポップスの普遍性も持ち合わせていながら、そこからはみ出たような実験精神溢れる独特の存在つうことでしょうかねえ。

つうことで、まだ続くぜ!

―つづく―

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本日閉館したジョン・レノン・ミュージアムには、2回行った。もう8年前のことか…