ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

MajiでKoiする5秒前

おっと、昨日は「AORのCDを借りてきた」なんて書いちまったから、「今までちゃんと聴いてねえな?」っていうのを露呈しちまったぜ。

まあ、AORが一番流行ってたのは1970年代後半~1980年代前半だと思うので、そうするとその頃オイラ、一桁歳~ローティーンだから、ポロシャツの襟立てながらAOR聴くって、まあやんないよなあ。

ベストヒットUSA”観たりFMラジオ聴いてたから、まったく何もかも分からないってワケじゃないけどね。

そんな中、リアルタイムで聴いたといったらTOTOだ。ただ、やはり世代的に『宇宙の騎士』でも『ハイドラ』でもなく『アイソレーション(Isolation)』なのだ。

オリジナル・メンバーが2人去り、このアルバム時のみ在籍したファーギー・フレデリクセンが歌っている作品とゆうことで、それまでの作品と比べて評価も低く、異色の作品といえる『アイソレーション』だが、当時中学生のオイラからすればソロのAOR歌手より、そしてTOTOのどの作品よりサウンドがドライヴしているし、スティーヴ・ルカサーのギター・ワークもハード・ロックに通ずるものがあって聴きやすかった・・・

あれ・・・?

・・・うわ!これ『アイソレーション』じゃないぞ!ジャケットは似てるけど。

そこからカットされた12inchシングル『ストレンジャー・イン・タウン(Stranger In Town)ダンス・ミックス・バージョン』じゃないか!

そう、アルバム『アイソレーション』は、当時“YOU&I”で借りてきて、カセットテープに落としたのでした。

盤でもってるのはこのシングルのみ。

来日記念盤だ。ライヴ告知のTVスポットも打ってた記憶がある。

で、“2曲入り ハイ・クォリティ・カッティング”となっていて、片面1ずつの2曲しか入っていない。B面はアルバムそのままの『チェンジ・オブ・マイ・ハート(Change Of My Heart)』が収録されているので、『ストレンジャー・イン・タウン』のオリジナル・ヴァージョンが入っていないのだ。12inchシングルって、けっこう3曲入りとかあったんだけど・・・

“ハイ・クォリティ・カッティング”って多分、「LPサイズの盤なのに45回転にして、曲数少ないからレコードの溝に余裕があって良い音ですよ」ってことだったと思う。アルバムのヴァージョンが入っていない『ストレンジャー・イン・タウン』の“ダンス・ミックス・バージョン”は、とって付けたような上げ底感があってビミョー・・・ってゆうか、当時の12inchシングルに入ってる“なんとかヴァージョン”ってだいたいビミョーなんだよ!まして、家で体育座りしながら聴いてるんだからダンス・ミックスとかどうでもいいよ。っていうか、チョコチョコっとツギハギ編集して曲を伸ばしただけなので、全然“ダンス・ミックス”じゃないぞ。

ただ“12inchシングル”って当時、すげー官能的な響きで、「7inchとは違うんだぜ。音楽マニアだぜ!SONYのミニコンポだって持ってんだぜ!」ってゆう感慨に浸れる魅力があったのである。

IsolationIsolation

(2008/03/01)

Toto

商品詳細を見る