アル・クーパー / アイ・スタンド・アローン (1969)
Al Kooper / I Stand Alone
そこのオシャレさんはアレだろ、アル・クーパーの曲ではとりあえず『赤心の歌(Naked Songs)』に入っている『ジョリー (Jolie)』を回しとけばいいと思ってんだろ。
フリー・ソウル的な流れで・・・て、あぁ?
これだからオシャレさんはオシャレなんだよ!
まあでもアレだよ、『赤心の歌』は名作だよネ!
とゆう流れで何故かアル・クーパーのソロ第一弾、『アイ・スタンド・アローン (I Stand Alone)』なワケだが、なぜ『赤心の歌』ではないかとゆうと、今、『赤心の歌』は手元にカセット・テープしかないのであ~る。
このソロ作に至る時系列としてはボブ・ディラン『ライク・ア・ローリング・ストーン(Like a Rolling Stone)』でのオルガン名演 → ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ → マイク・ブルームフィールド、スティーヴン・スティルスらとの“スーパーセッション”関連 → ソロ作品となる。
しかし、BS&Tのデビュー・アルバムがリリースされてから『アイ・スタンド・アローン』のリリースまで、すべて1968年~69年とゆう極短い期間の出来事で、実際の制作期間やプロモーションで稼動する時間を考慮すると、諸々どうなってんだろ?とか思う。調べれば分かると思うが、メンドくさいのでやめた。
ロック、ポップ、カントリー、R&B、ロカビリー、BS&Tのアイデアから発展させたような曲、サウンド・コラージュ的なものまで、まさに才能爆発といった感じ・・・なのだが爆発しすぎてその万華鏡のような佇まいに軽い眩暈を覚えたり、聴き疲れしてしまう気がしないでもない。
アイ・スタンド・アローン
(2005/09/21) |