ロック・ジェットVol.39 / レッド・ウォーリアーズ特集
ぎゃあっ!
今日、本屋で見つけてぶったまげた!
今年は1988年か?
コレは古本とかバック・ナンバーじゃないよな?
2010年にレッド・ウォーリアーズが表紙の本が出るなんて・・・
と、ゆうことで、2日連続でレッズ関係のエントリーになるとは思わなんだよ。
何故、このタイミング・・・
出版不況の折、シンコーミュージックは採算的にコレ大丈夫?
最近では、シャケの生誕50周年ライヴが一番大きいトピックだろうか?
再結成ライヴのタイミングでもないし、あと、ユカイに子供が生まれたとか・・・
まあ元々『ロック・ジェット』は時流無視の雑誌だけどね。
全ページ数の半分を使ってレッズ特集が組まれておりますよ。
シャケ、ユカイのインタビュー、キヨシの談話。向山テツ、三国さん、ミッキー吉野といったサポートを勤めた人たち、Mt.デリシャスのカツミ氏、後輩のヒーセetc・・・
シャケのインタビューはレベッカ結成前、浦和界隈のシーンから現在の活動までをけっこう丁寧に振り返っていておもしろいね。大昔のロッキング・オン・ジャパンでやった2万字インタビューをはじめとして、色々な雑誌などですでに語られていることも現在の視点で振り返っているし、エピソードの細かいところだと初めて目にする事実もあった。
インタビューはシャケの自宅で行われたので、掲載されている写真は富士山麓、雪の中での撮影なんだけど、シャケがストレート・ジーンズ姿なんだよ。
ジーンズの変遷にこじつけて、ずーーーーっと思っていたことを書きますと、シャケはその時々の方向性で、常人が突き抜けられないところまで極端に振れちゃうんだな。
だからロックンロールで成功したし、自然の中に住んで今のような活動もできる。
‘80年代、レッズが快進撃していた頃は「26インチのスリム・ジーンズしか履かない。家でも」と言っていたし、生活すべてがロックンロール、歌詞にもそれ以上の思想を持ち込むことを良しとしていなかった。
‘90年代半は、ベルボトム姿で拳の中には中国の“健康球”をコロコロと転がしていた。歌詞に精神世界や世の中の情勢が反映されてきた。
で、今は富士山麓で木を切ったりしながらインプロヴィゼーション中心でほとんど歌詞のない音楽をやって、分厚い手袋、雪に強そうな靴、ストレート・ジーンズで写真に納まっている、と。
絶対26インチしか履かなかった頃からすると、その飛距離ったら凄いけど、哲学に基づいてちゃんとひとつのストーリーになっているんだな~。
あ~、あと今号、「、」が「,」になってる(本だと縦書きだから目立つ)とか、誤植が多いぞ。
え?誤植については人のこと言えんだろって?
ハイ~ハイっ・・・ ( ',_ゝ`)
ロック・ジェット Vol.39 (シンコー・ミュージックMOOK)
(2010/03/09) 不明 |
LIVE
(2009/07/08) |