中村うさぎ/だって、買っちゃったんだもん!
この人の本を読んだのはこれが初めてなんだけど、なんかムチャクチャでけっこう面白かった。
「ムチャクチャ面白かった」とゆうよりは「やってることがムチャクチャで面白かった」っつうところだ。
口座残高98円、質屋、サラ金、ブランド狂い・・・
ムチャクチャの方向性が浪費とゆうことで、自分の周りにこうゆう人がいたら困ってしまうが、エッセイを読んでいる分にはとくに被害は及んでこないので面白い。
このエッセイが書かれたのは10年ちょっと前、筆者が40歳前後の頃の出来事とゆうことで、ちょっと安心したね。40歳の人間が書いた本の始まりと〆が“ウンコネタ”とゆうところが。「自分もまだ大丈夫だ」と、ちょっと思い、小さく拳を握った。
いや、ウンコ自体はそんなに好きじゃないつうか、ネタとしてもあまり興味ない部類に入るとゆうか、それよかあまりWeb上でウンコウンコ書いてるとそ~ゆう類のスパムコメントが付きそうで嫌なんだけど。
まあ要は、自己啓発がライフハックのビジネスがスキームったらナパームだったりエコでロハスで、ファンドみたいなデータマイニングっつうか包括的定義もあり~の、メソッド爺さんこんにちは!とか、セルフコーチングも自分をグールグルグル化しようとか、そ~ゆう薬にしかならないような文章を垂れ流すくらいなら、この本のようにトイレでウンコを流し忘れたとかそうゆうことを書いたらどうか?とゆうことでしょ~か。
あくまで自分ではウンコネタは書かないけど。あくまで象徴としての例え話。
さて、あとはバカボンのパパが41歳の春だから、追い越してしまうまでにもうあまり時間はないけれど、それまでには、自分もあんな大人になっていたい。とゆう感じです。
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