『"THEE MOVIE"-LAST HEAVEN 031011』@ユナイテッド・シネマ浦和
ミッシェル最後のライヴ、幕張の模様が映画館の大画面、音響で味わえる。
ライヴも映画も、基本的には凝った演出はなく、”これが最後”と気合の入ったオーディエンスとバンドがパワーの交感をする様がリアルに映し出されていた。
所々に過去の映像が挿入されていたが、やはり'98年、中断に次ぐ中断の豊洲フジロックや建物が揺れに耐えられず中止になった仙台公演などを見ると、当時バンドが発していたパワーとファンの熱狂振りが物凄く、ミッシェルがロック・シーンの重要な位置に居たことがあらためて分かる。
実際この頃、大会場でのスタンディング・ライヴやフェスの定着など、日本音楽界に目に見えて起こる変化にミッシェルは一役買っていた。
そして何度観ても、ラスト曲『世界の終わり』で弦が切れたまま弾き続けるアベの姿は印象的だ。
・・・と、ブログを書いていたら、アベ、ミッシェルのルーツでもあるミック・グリーンが亡くなったとゆうニュースが入ってきた。
合掌。
"THEE MOVIE"-LAST HEAVEN 031011-予告編 / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT