ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

プラクティス・ホワット・ユー・プリーチ

隅田川花火大会へ。 18時少し前、南千住駅に到着。会場から少し離れている立地で、浅草の比ではないが、それでもけっこうな賑わい。 全米から集まり、マックス・ヤスガ農場を目指す人々・・・じゃなくて汐入公園を目指す人々。 汐入公園の到着。打ち上げ会場…

デリヴァー・アス・トゥ・イーヴル

椎名誠 / 銀座のカラス 『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春篇』からさらに続く自伝的小説の続編では、椎名誠ら登場人物が実名ではなく架空の名前をあてられていて、さらに目線も一人称から三人称に変化しているので、前の作品から連続して読むと、…

泡盛心中

ドノヴァン / サンシャイン・スーパーマン (1966) Donovan / Sunshine Superman 今日は久しぶりに朝から雨が降っていた。夏は夕立があるから雨自体は頻繁に降っているんだけどね。 今日のようにシトシトと降り続ける雨は久しぶりな感じ。 そんな雨の日のテン…

ブラック・メタル

椎名誠 / 新橋烏森口青春篇 高校生時代から、小岩のアパートで共同生活を送っていた頃までを描いた『哀愁の街に霧が降るのだ』の続編にあたるワケだが・・・今回、読み返すまですっかり忘れていたのだが・・・この物語の中盤まで椎名誠はまだ“克美荘”に住ん…

Smart Escape Forever

ここ数日、ウイラード関係のエントリーが多くなってきたが、まさかこんなことを書くことになろうとは。 元ウイラードのギタリスト、Shinが亡くなってしまったらしい。ガセネタかと思ったが、情報源がEMI時代のディレクター、加茂氏のツイートだったので確か…

ウィア・ノット・ゴナ・テイク・イット

椎名誠 / 哀愁の町に霧が降るのだ 喧嘩に明け暮れていた高校時代、小岩のボロアパート“克美荘”での仲間たちとの共同生活、ドタバタ劇、酒・・・椎名誠の青春を追体験するのは、なんでこんなに楽しいのだろう。 日当たりの良くない六畳間に若い男どもが4人も…

世界平和音頭

The Willard / Prank Ster A Go Go (2010) ・・・つうワケで、昨日O-WESTでのライヴでなんとか無事にゲットした会場限定Maxiシングル『Prank Ster A Go Go』でござる。 1998年にリリースされたオリジナル盤は持っていないので、我輩にとってはこれが初となる…

邦子のアンアン小唄

The Willard“Prank Ster A Go Go”@ Shibuya O-WEST ウイラード、今回のライヴは・・・ そもそも、我輩が4月のライヴに行けなかったことに端を発するわけだが・・・ ↓ 今回のライヴは会場限定CD、Maxiシングル『Prank Ster A Go Go』再発盤の販売をするとゆ…

天然少女EX

The Willard / Speed Was Best Friend (1990) 1990年7月、日比谷野外音楽堂でのライヴを納めたビデオだ。 このライヴの想い出といえば・・・ライヴがある2日前の深夜から当日の朝まで、高校の同級生3人と伊豆へ旅行に行ってたのだ。修善寺だっけかな。あれ?…

MajiでKoiする5秒前

おっと、昨日は「AORのCDを借りてきた」なんて書いちまったから、「今までちゃんと聴いてねえな?」っていうのを露呈しちまったぜ。 まあ、AORが一番流行ってたのは1970年代後半~1980年代前半だと思うので、そうするとその頃オイラ、一桁歳~ローティーンだ…

まねきねこダックの歌

“べつに夏仕様じゃないけど自分が夏に聴きたくなる音楽(①②③)”と題して、3日間にも渡って引っ張った記事を書き、「冷房をつけないで寝汗かきながら聴こうぜ!」とか言ってた舌の根も乾かないうちに、梅雨明けの空を見ていたら急にAORが聴きたくなって、TSUT…

ちいさな気絶~Saya Chinta Kamu~

一昨日、昨日に続いて“べつに夏仕様じゃないけど自分が夏に聴きたくなる音楽”だ。 3日間も引っ張るような記事じゃないぞ!いや、知ったことか! ジェファーソン・エアプレイン / シュールリアリスティック・ピロー (1967) Jefferson Airplane / Surrealistic…

想い出のアニーローリー

昨日に続いて、“べつに夏仕様じゃないけど自分が夏に聴きたくなる音楽”だ。 バーズ / 霧の霧の5次元 (1966) The Byrds / Fifth Dimension バーズといえばまあ、大まかな印象として“フォーク・ロック、コーラス、ハーモニー、12弦ギター”といったところが挙げ…

ロマンスの神様

梅雨明けだ! 夏だ・・・暑い。 さて、どうしよう・・・ “べつに夏仕様じゃないけど自分が夏に聴きたくなる音楽”についてでも書くか。 マイルス・デイビス / ビッチェズ・ブリュー (1970) Miles Davis / Bithes Brew 暑い日に冷房もつけないで聴きたいぜ。 …

オナー・アンド・ブラッド

「自転車漕ぐとき用に短パン買おう!」 と思い“しまむら”へ行くと、スポーツタイプの短パンが980円。ラインが入っているデザインだ。 おっと!まったくの無地だと780円だぞ。 200円の差か・・・ でもこの前買ったファイバードライのシャツも無地だったから、…

道頓堀人情

ハノイ・ロックス / セルフ・ディストラクション・ブルース (1983) Hanoi Rocks / Self Destruction Blues 初期のレア・トラック集で、2ndアルバム『オリエンタル・ビート(Oriental Beat)』と3rdアルバム『ミステリー・シティ(Back to Mystery City)』の…

ウィズアウト・ウォーニング

宮田珠己 / わたしの旅に何をする。 独特の文体による紀行文で人気の著者がだが、こちらは有給休暇をとりまくって旅行に出ていた時期から、サラリーマンを辞めて旅をしまくるようになる転換期が書かれている作品。 その面白さに、ハマる人はハマり、ダメな人…

潮岬情話

アル・クーパー / アイ・スタンド・アローン (1969) Al Kooper / I Stand Alone そこのオシャレさんはアレだろ、アル・クーパーの曲ではとりあえず『赤心の歌(Naked Songs)』に入っている『ジョリー (Jolie)』を回しとけばいいと思ってんだろ。 フリー・…

塩鮭色の女王様

石田衣良 / アキハバラ@DEEP オタク文化やITを扱った小説とゆうことで、その考証に対して当事者たちからツッコミが入って厳しい評価になっているフシもあるが、扱う対象が音楽、バンドでも、野球でもサッカーでも、金融でも医療関係でも裏社会でも、どこま…

NAI・NAI 16

シルヴァーヘッド / 恐るべきシルバーヘッド / 凶暴の美学 Silverhead / Silverhead / 16 And Savaged オイラが持っているのは、1stと2ndがセットになっている2枚組なんだが・・・この、2枚を無理矢理見せているジャケのデザインはどうにかならんかったん…

ア・ヴィジット・フロム・ザ・デッド

ユニクロの“スティーロンミニショルダーバッグ”は色が茶色になるだけでかなりオッサン臭くなるなぁ。 だからこの色だけ不人気で、他の色より一足先に廃盤になって1.990円→990円で売ってたのか? まあ最近は、色の違いによる人気、不人気だけで差額の1.000円…

おまえにONE WAY!

テレンス・トレント・ダービー / シンフォニー・オア・ダム (1993) Terence Trent D'Arby / Symphony or Damn テレンス・トレント・ダービーの名を知ったのはスティーヴィー・サラスが彼のツアーに参加したというのをサラスのアルバム、『エレクトリック・パ…

Oh!散歩日和

クワイエット・ライオット / メタル・ヘルス~ランディ・ローズに捧ぐ (1983) Quiet Riot / Metal Health 小学校から中学校に上がると、聴く音楽もアイドル、歌謡曲やニュー・ミュージックから洋楽にシフトする同級生が現れだした。 “ベストヒットUSA”や“FM …

ZIG ZAG セブンティーン

サンタナ / キャラバンサライ(1972) Santana / Caravanserai これは私にとってかなりトリップできる作品。 でもクスリとか葉っぱ的な意味じゃないよ。 ロックンロールを聴くときにはその肉体性、ダイレクトな衝動に魅せられたり、日本人ミュージシャンを聴く…

デビル・命の限り

大槻ケンヂ / オーケンの のほほん日記ソリッド 『オーケンの のほほん日記』(1992年~1995年までの日記)の続編である本書には、1995年~1998年までの日記が収録されている。 患ってしまった不安神経症の苦しみから徐々に解放されてゆくオーケンであったが…

ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー

田中康夫 / なんとなく、クリスタル ページの右側が本文、左側のページはすべて、本文の中に登場する1980年代初頭のことを理解するためのキーワードに付けられた注釈が書かれているとゆうトリッキーな作りなので、本文を読んで・・・注釈を読んで・・・本文…

冬の桑港

昨日穿り返した大宮フリークスの予定表に、“昭和64年”の定期券が挟まっているのを見つけた。 当時私は高校生。通学は自転車だったので、これはアルバイト先に通っていた定期券。 ケンタッキーフライドチキンでアルバイトをしていた。 この定期券の期限は昭和…

忘れチャイナの青い鳥

1980年代の後半~1990年代の始め頃、大宮駅の近く、大宮南銀座、通称“ナンギン”にライヴハウス“大宮フリークス”があった。 当時の東京以外にあるライヴ・ハウスの中ではけっこう大きい方だったと思う。 地元や関東近郊のアマチュア・バンドから、動員の多い…

酒は男の子守歌

ロンドン交響楽団 / ジョン・ウィリアムズ指揮 / スター・ウォーズのテーマ (1977) London Symphony Orchestra / John Williams / Star Wars (Main Theme) 『スター・ウォーズのテーマ』だよ!・・・うわあ!それ以上説明しようがない。 書くことないよ。 ま…

浪人まかり通る

レイ・チャールズ / ア・ソング・フォーユー (1993) Ray Charles / My World このアルバムを買ったのは、ポール・サイモンの『時の流れに(Still Crazy After All These Years)』が収録されているからで、何故その曲が聴きたくなったのかというと、村上龍の…