眉村ちあき / めじゃめじゃもんじゃ （2019）
数か月前に、YouTubeのおすすめ動画に出てきて、「この人なんかすげーなー」と思って、メジャーからの1stアルバム聴いてみたらやっぱしなんかすげかった。
とりあえず、アイドルと名乗ってる中でというかアイドルと名乗っていなくても、アルバムの中でゲロとハゲに言及してるってのは初めて聴いたと思う。ゲロについては、３４年前にフラットバッカーの1stアルバム『戦争 -アクシデント-』に『ミミズ』って曲があった。でもあれはワンフレーズ出てくるだけか。ゲロとハゲが同居してるアルバムは知らないし、へちままで出てくるやつは今まで絶対ないよな。へちまって、俺が生まれてから４歳だか５歳まで住んでた木造平屋の家には玄関先にへちまの木があったよ。
『荻窪選手権』って曲に関しては、俺“雨と休日”があったから西荻窪には行ったことあるんだけど荻窪には降り立ったことないなあ。荻窪は知らないんだ俺。
そんでまあ「なんかすげーなー」って連続で16曲が並んでて最後の『大丈夫』なんてフロアの一人一人に刺さる超感動大団円になってて、やっぱすげーなーと思った。
ライヴ動画で、髪の毛お団子にして無茶苦茶なテンションでブチ切れてるのを観てたら「なんだっけ？この感覚？」って思って、そうだ！篠原ともえだ！となって、でも篠原ともえはまず当初、石野卓球プロデュースってのがあって、機材そろえて作曲始めたってのはちょっと経ってからだし、世に出すにはその筋のプロフェッショナルとのコラボレーションあってのことだし、こっちは全自前のトラックメーカーだってから、時代は進んでるんだなあ…
