ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

R&R BLOODS 『Cry For The Days』1993年12月 南浦和POTATO HOUSE

これ、本来のとはまったく違うギター・ソロをアドリブで弾いてる。

 

 

本来のギター・ソロはこれ。デモ・テープ録ったのは翌年だけど。でもいつも弾いてたやつはこれ。

 

これは5年後のやつで、ずっと弾いてくうちに変わった部分あるけど基本的に元々のと同じ。

 

なんでアタマに貼った動画で違うのを弾いてるかというと、これその日2度目の演奏なのね。アンコールで同じ曲を2度目の演奏したの。最初の演奏で、曲のキーがDなのに、俺が間違えてCでイントロ弾き始めたからおかしくなっちゃって。DとCを間違えて弾き始めるのって他の曲でもやったことあったなあ。

で、このライヴは盛り上がって予定外にアンコールがあって、これがバンドの初ライヴだしレパートリー余分にないよってことで、じゃあさっきミスったこの曲を再度やろうってことになったの。そんで、せっかく同じの2回もやるならって、ギター・ソロを即興で変えたの。

アンコールがあって、すげー盛り上がってるライヴなんだけど、こんなのこれが最初で最後だったのね!!で、こんな盛り上がりを、俺は演奏中、素直に喜べなかったのがバンド3大後悔のひとつである!

バンド組んで最初のライヴで、俺も高校からやってたバンドが解散してからメンバー探しでくすぶってて、3年ぶりの活動だからそこそおチケット売ったんだけど、まあみんな座って観てるんだろうと思ったら、一曲目始まったら予想以上にグワっと盛り上がって。なんだこれ!?っと思って、演奏中に考えたら、そうか、盛り上がってんのはヴォーカルのウエダくん(当時大学生)の、学校の友達が盛り上がってたの。ライヴの回数重ねて人気が出たでもなく、誰も前に実績があるメンバーもいないのに、はじめから盛り上がるって嘘だろ!これは違う!って思ったんだよねーそのときは。だからライヴ前半は俺、楽しんでるって感じではなかった。後半は切り替えたけど。

でも、後から考えたら、俺らの前に出た対バンが、けっこう近い系統のロックンロール・バンド…もっとグラム・ロックぽいバンドだったかな?そんなバンドで、動画の画面でも身切れてる、その対バンメンバーも盛り上がってくれて、彼らのお客さん、もそこそこ盛り上がってくれたんだよなー。

ファースト・ライヴで人気使い切っちゃったってぐらいにこの日は盛り上がって、それ以降こんなのはなかったんだから、もっと現状を楽しめばよかった!

まあ絶対にこういうのって後から分かることなんだけどね。

ギター・ソロ相違点の話から、切ない思い出話になってしまった。