ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

2018/05/27 Red Warriors / "the Very best of Red's"@東京国際フォーラム ホールA

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…と、いうわけで、レッド・ウォーリアーズのライヴを観た!

午後3時開演だよ!7時に行ったんじゃもう終わってるぜ!

今回は、聴きたい曲のリクエストを募ってそれを中心にってことで、そしたらなんと、バラードとかポップ・ソングばっか集まっちゃって困った!セット・リストが成り立たない!ってシャケがラジオで言ってたぞ。ロックンロールの定番曲ってあらためてリクエストしなくてもやるしな。そんで、いい機会だからって好きな曲を選ぶとこうなるよな!なので、“Very best of”をいうよりは裏ベスト的な感じもあるライヴだった。

オープニングは『STILL OF THE NIGHT』!!って、これはメロウじゃなくてレッズの中でだいぶハードな曲が。これ、いわくつきな曲で今日の日記はこの話て終わる気がするんだけど!

この曲って、シャケが自分のブログで言及してるように、シングルとしては一番売れたのに、発売当時のプロモーション時期以降、バンドにとってもファンにとっても、ほぼ無かったことになってるという…だから解散の頃とか、再結成後とか一度も生で聴いたことないや。

比較が適切か分かんないけど、だいたい同期のZIGGYの『GLORIA』って、TVタイアップ通して予想以上に売れたから、大きなトラウマになったってものあるけど売り上げと世間の評価はけっこう一致してると思うのね。でもレッズって、『ルシアン・ヒルの上で』とか『バラとワイン』はシングル売り上げは振るわなくてもリスナーにとって重要曲で、売れたけど何故かなんもないみたいな。

『KING'S』で、デビューからのロックンロールを極めたレッズが次のステップに進む過程で、シャケの作曲モチベーションがどうも低くなってて、過去曲を掘り起こしてアレンジしてシングルになったんだよね。バンドの認知度がマックスの時期と裏腹に、クリエイティビティとしては逆で。次のシングル『LADY BLUE』から、それまでのアルバムとは別次元の『Swingin' Daze』に至る前の、難しい時期。

そんな状態だったけど、アップ・テンポでキャッチー、テレビ露出も多いから売れて、製作費もあるからロンドンでPV撮って。で、そのロンドンに行っての撮影で、シャケが当初の夢だった海外活動を再認識して、解散の一因にまでなったからホント難しい…

そんな『STILL OF THE NIGHT』は、アルバム未収録ってこともあって、以降は聴く機会も少なくなって…でもみんな実は聴きたかったんだな!実際いい曲だしね。

2曲目より後はまた後で!

 

~続く~

 

 

 

 

Still Of The Night

Still Of The Night