ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

2018/02/27 POLTA 2nd full album「LOVE TO DIE」リリースパーティー
“IS CONNECTED scene 6”@渋谷WWW

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…と、いうわけで、POLTAのライヴを観た。

俺が現場に到着したときは、ゲストの街角マチオがトークしてて、その後客席の、連れじゃない男女客をステージに上げて手を握らせてた。

初めて入った渋谷WWW、キャパは450人(500人?)で、去年のO-nestからしたら2倍じゃん!ゲストがいるとはいえ…映画館からの作り替えなので、ステージを見下ろす感じで客席があって、細かく柵で仕切られてるから、どの時点で満員なのかよく分かんないけど。遅く入ったらこれ以上中に進めないって感じで階段通路で観ることになったから、ほぼ満員だったと思う。当日券は出てたけど、nestの倍以上をほぼ埋めてたのは凄い。しかも平日。次の日も平日!で、MCでしきりに言ってたけど、その規模のライヴを無所属インディペンデントのアーティストが実行するってすげー大変らしい。勉強になります。

 

で、『さいごのドライブ』からPOLTAのライヴが始まった!ロックなモードでガンガン行ってる!と思ったら、2曲目だっけ?尾苗さんのギター・ソロ明けでギターの音が消えた!パッチケーブルが抜けたのかエフェクターじゃなくてチューナー踏んでミュートしちゃったのか、足元見えないけどとにかく音が消えた。本人けっこうな感じでパニくってたな。でも俺、その状態でも演奏はけっこう聴けると思ったのね。元々、音源になるテイクからするとライヴはかなりシンプルなサウンドになるところ、薄くなり過ぎないよう体裁を保つ傑くんのリード・ベース的なスタイルと、和也くんのドラムがピタッと合うと、聴ける。実際ステージ上にいたら3ピースのひとつが消えるって大変なんだけど、そんなスカスカとは思わなかった。だからトラブル無視して曲の最後まで歌い切ってもよかったぐらい。

 

 で、気を取り直してライヴは進んで、アルバム『LOVE TO DIE』でギター弾いてる津田とばりくんが出てきた。ギターが2本になって、アルバムで鳴ってるリード、彩の音が乗って厚く煌びやかになった。さらに進んでピアノのつるうちはなさんも出てきて、アルバムで聞こえる豪華な音になった。鍵盤が入るとスキップするような跳ねた音になるね!

 

 終盤には、初めのトラブルを吹き飛ばすように、温度ステージは温度を上げていき、明日も平日だし大変なライヴなので物販頑張らなくちゃだしでスピードを上げていき、けっこうばっと終わった。ばっと終わったからキャパは大きいけどゴールじゃないように感じた。最後凄かったのは、ステージ上から客席に向かって写真撮るアレよくあるじゃん。尾苗さんのスマホで撮るのに傑くんがシャッター係やらされて、「お、俺撮るの?!」って、初歩的なカメラコントみたいのをマジの素でやってて、しかもちゃんとしたカメラマンの人が一眼で「撮ります、撮ります」と言ってんのに「い、いいです」ってはけちゃうという…本人たちすげー大変なんだろうけどこっち側から見てるとこれ含めて貴重なバンドなのかなと思った。

 

 

LOVE TO DIE

LOVE TO DIE