ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

POLTA / LOVE TO DIE (2018)

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モーターヘッドか!ミッシェル・ガン・エレファントか!?ってぐらいのゴリゴリ歪んでる、傑くんのベースで始まる、2ndフル・アルバムを聴いた。

ミニ・アルバムのときも感じたのでちょっと書いたんだけど、1stフル・アルバムの『SAD COMMUNICATION』であったような、誰かのオマージュとか言葉遊び的なキーワードがなくなって、どんどん表現の核に近付いてるような。さらに今回はストレートな8ビートが多いので、シリアスで硬派なロック・アルバムって感じがする。シリアスで硬派なロック・アルバムってどんだけだよ!?ってことだけど、これ聴いてから『SAD COMMUNICATION』に遡ると、かなりなポップ・アルバムなんだよね。ヒネリも多いし。

おそらくアルバム中、一番ハード・ドライヴィンな『イエスタデイノーモア』で、尾苗さんは「3分間のぉ~!ロックンローーーールで!」ってところの「ロックンロール」、波形を抜きだすと「ロロックンロール!」って歌ってんのね。つまり巻き舌なのね。ロックンロールを巻き舌って、内田裕也バリのロックンロール・マナーだから、マジ気合入ってるよ!って、「ロロッ」って単なる文字起こしだから波形関係ないんけど…

っていうかこの感想の書き方だと何のロック・バンドだ?ってなっちゃってるけど、ぐっと落ち着いて聴かせる曲もちゃんとあるし、全曲メロが立ってるからちゃんとPOLTAのアルバムになってるよ!

あと、マイナー・キーの曲はどれもヒリヒリ切なくてメジャー・キーの曲はどれもヌケが良い。

 

 

 

LOVE TO DIE

LOVE TO DIE