ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

原始神母 〜 PINK FLOYD TRIPS 〜 2017 / PINK FLOYD 50th Anniversary Vol.10@六本木 EX THEATER

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…と、いうわけで、原始神母をEX THEATERで観た!俺ここ行くの初めてで、iPhoneGoogle先生に教えてもらいながら行ったら、入り口がなくてどこ?どこ?と思ったら、Google先生は裏の搬入口教えやがって!ふつーに六本木通りを進めば着くのに、途中で曲がる指示が出ちゃって。しかも開演17時30分予定で、晩飯食うには早いけど、3時間ぐらいやるだろうからそのあと飯食って帰るとおうちに帰るのがかなり遅くなるなーと思って。えーいやっぱ早飯するかと思って大戸屋でギリギリまで食ってて会場に向かったから入り口見つからないですげー焦った。

 

まあそれはいいとして無事に会場入り着席。2部構成の第1部が始まった。『星空のドライヴ』からスタートしたよ。今回、第1部はピンク・フロイド初期、シド・バレット在籍時のナンバーのみ。今年、5月に高円寺でシド在籍時、渋谷でプログレ期と別々にやって、俺は渋谷のみ観たので、オイル・ショー付きのやつは初めて体験した。この日はどっちも楽しめる、一度で二度おいしい。

その後のプログレッシヴ・ロックではなく、サイケデリックなフロイドを再現てたし。衣装がキラキラだしステージ後方にサイケな演出オイル・ショーが映し出される。ケネスはジャケットの下がフリル・シャツみたいなのでドレス・アップしてた。シャケは第1部、ディシーバーのストラト・タイプではなく、サイケなペイントしたテレキャスを弾いていた。原始神母のライヴはたいがい、アンコール最後以外はみんな座って鑑賞すんのね。今回第1部はその曲調から、初めから祐太郎さんが「立って!立って!」のジェスチャーで客を煽ってた。ほとんど足腰弱い客席だけど、ほとんどの人が立ってた。俺は普段立ち仕事だし、ライヴ前に上野から秋葉原を徘徊して来たけどまったく平気だぜ。

ポップなんだけどフリーキー、デンジャラスなシド在籍時の曲。『パウ・R・トック・H』の演奏なんか、知らない人がうっかり見たら、「なんでこの人たち奇声発してんの?怖い!」ってなるよなたぶん。60年代のアングラなクラブを、超キレイでハイテクな会場で再現ってのがシュールだった。

ラヴリー・レイナと富田さん、2人のコーラス・ガールズは、シド期のレパートリーって女声コーラスがあまり入らないので、ギンギラなダンサーとしてゴー・ゴーな感じで踊ってた。アレっててきとー…じゃなくて…フリーな感じでやってんのかと思ったら、曲の構成パートごとにちゃんと踊りが2人同時に変わるので、ある程度キメでやってんのか。

プログレ期とはまったく別のバンドにも思えて、それでいて原点、シドの偉大さを会場全体に知らしめて、『バイク』で第1部を締めた。デヴィッド・ギルモアのギターって年々ハイ・ファイになってくじゃん、対して第1部、シャケはシド在籍時60年代のロー・ファイ感を出して弾いてるのが面白かった。

 

あああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーー今日は全部まとめようと思ったのに第1部で時間切れだ!明日は大晦日だから、後半の話は年明けか…っつうか飯と道に迷った話が余計なんだけど。