2017/05/26 原始神母 〜PINK FLOYD TRIPS 2017〜＠渋谷O-nest
と、いうわけで、昨日は原始神母のライヴを観た。
かんけーないけど、会場に行く前、渋谷のイシバシ楽器に行ったのね。ギターとか見ててそろそろO-nest行かなきゃと、エレベーターに乗ったら、乗り合わせた外国人カップルのメンが、「スイマセン…」と話しかけてきて。どこか道でも聞かれるのかなと思ったら、「ワタシタチ、ドイツカラキマサシタ」って。なんでドイツ人が俺に？と、一瞬不思議に思ったら、俺がドイツのデッキジャケット着てた。袖にばっちり、国旗縫い付けてあった。俺も袖の国旗指して「オー！ドイツ！ドイツ！」って言って…それ以上気の効いたことは言えなかったんだけど。「アイ・ライク・クラウトロック！」じゃ英語だし…ドイツ語じゃあカタコトさえ使えないし。つうか向こうが日本語話してんじゃん！あー残念。
それはいいとして、ギュウギュウ満員の渋谷O-nestで、原始神母のライヴが始まった！
今日は何から始まるのかなーと思ったら、なんと心臓の音が聞こえてきて、裕太郎さんが笑い声をかぶせ、アルバム『The Dark Side of the Moon』を…あー！やっぱしフロイドは英題だと調子狂うな…『狂気』の全曲！去年のクラブチッタで目玉だったのを、あっさりアタマに持ってくるとは。
『走り回って』では、大久保治信さんが本家のそれより暴れまくって尖ったサウンドで「ﾋﾞﾛﾘﾛﾋﾞﾛﾘﾛﾋﾞﾛﾘﾛﾋﾞﾛﾘﾛﾋﾞﾛﾘﾛﾋﾞﾛﾘﾛ…」を鳴らす。『タイム』での最高なシャケのギター・ソロ。そういえば昨日聴いてたらシャケはあソロ、ファズじゃないみたいだなあ。だいたいからして、チッタでエフェクター覗いたとき、ファズ入ってなかったな。ソロの歪はケンタウルスの音なのかな。
『虚空のスキャット』では、成冨ミヲリに代わって今年参加の冨田麗香さんが爆発的な歌唱で見せ場を作った。コンビを組むラヴリー・レイナは余裕の魔女ぶりでフロアのおっさんらを魅了した。
『狂気』はどこまでやるのかなー途中で他にスイッチするのかなーと思ってたが、『マネー』まで行ったので、じゃあ最後までかと。『狂人は心に』でギターが2本鳴って聞こえて、よく見たらアルペジオの方を三国さんがキーボードで弾いてた。『狂気日食』が終わって、なんかアンコールが終わったような拍手歓声。でもまだライヴは前半の途中だ！もうこんなんじゃ、客の血圧が心配だ。年齢層からしてそうだ。
あーまた最後まで書けなかった。また明日。
～続く～
