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ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

チョコクロワッサン日記

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

入稿 2012/06/12

Deep Purple  / Machine Head (1972)

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1. Highway Star
2. Maybe I'm A Leo
3. Pictures Of Home
4. Never Before
5. Smoke On The Water
6. Lazy
7. Space Truckin'

 

ハード・ロックとはどんな音楽か?」との問いに対する、答えのすべてが詰まったようなアルバムである。

レッド・ツェッペリンジェフ・ベック・グループなど、1960年代終盤からハード・ロック的な音で注目を浴びるバンドが登場してきた。ディープ・パープル自体も、ヴォーカルにイアン・ギランを迎えた3作目『In Rock』から、ハード・ロック化を進めていた。

この『Machine Head』は、彼らにとってすでに6枚目のアルバムであり、初期衝動のみによって作られたものではなく、ハードなサウンドをどうしても作りたかったリッチー・ブラックモアによって完成した“目的化されたハード・ロック”なのであった。

シャウトが強烈なヴォーカリストの獲得、『In Rock』の成功などの要素を踏まえ、本作でリッチーはついに、『Highway Star』のギター・ソロや、『Smoke On The Water』のリフなど、ハード・ロックにとって決定的なフレーズを世に提示することとなる。

ツェッペリンが、ハードを基調としながらも、トラッド・フォークなど様々な音楽的要素を内包していたのに対し、パープルは、当初のアート・ロックともいえるサウンドから、必要以外を削ぎ落とす形で先鋭化し、ここにF1マシンのような、機能美で固めた純ハード・ロックを作り上げた。(Jeff Goldsmith)

 

 

Machine Head

Machine Head