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ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

(谷)

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

入稿 2011/09/11

 

 

Emerson, Lake & Palmer / Tarkus (1971)

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1. Tarkus
2. Jeremy Bender
3. Bitches Crystal
4. The Only Way (Hymn)
5. Infinite Space (Conclusion)
6. A Time And A Place
7. Are You Ready Eddy?

 

ジャケットに描かれている謎の怪獣、“タルカス”が、暴れまわるイメージがそのまま詰まったアルバムである。イエス、ピンク・フロイドキング・クリムゾンと、このEL&Pの、所謂四大プログレ・バンドの中では、彼らが一番ワイルドなライヴ・パフォーマンスを繰り広げていたように思う。本作にはそのテンションをぎゅっと閉じ込めたような凶暴さがある。

とくに前半、アナログ・レコード時代でいうA面の密度が尋常でないほど濃い。聴いている方も相当のエネルギーを消費する。ただ単に「テンポが速い」とか「音が大きい」のではなく、急発進、急停車を繰り返す暴走車両のような、もしくはロデオ・マシーンに乗っているような展開の激しさなので、振り落とされないようにするのが大変なのだ。

そして、B面ラストの“Are You Ready Eddy?”だけが、ストレートなロックンロール調で、なんだかドタバタで大オチに持っていくコントのようで面白い。(Jeff Goldsmith)

 

 

Tarkus

Tarkus