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ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

(谷)

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

入稿 2011/08/31

 

Ron SexsmithRon Sexsmith (1995)

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1. Secret Heart
2. There's A Rhythm
3. Words We Never Use
4. Summer Blowin' Town
5. Lebenon' Tennessee
6. Speaking With The Angel
7. In Place Of You
8. Heart With No Companion
9. Several Miles
10. From A Few Streets Over
11. First Chance I Get
12. Wastin' Time
13. Galbraith Street
14. There's A Rhythm

 

「味わい深い」とはこんな作品のためにある言葉とでも言うべき、カナダのシンガー・ソング・ライター、ロン・セクスミスのデビュー・アルバム。1995年の発売当時、エルヴィス・コステロが絶賛していて、コステロの来日公演ではオープニング・アクトを務めていた。

乾いた心のひび割れにすっと染み込む水のような優しいアコースティック・サウンドとメロディ。インパクトで押すのではなく、そっと寄り添ってくる感触といったら良いだろうか。

「デビュー作でこの円熟ぶりは何だ?」と思ってしまうが、本作を作ったとき、彼は既に30代で大きな子供もおり、郵便配達で生計を立てていたというのは有名な話。

ミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクといった90年代を代表するプロデューサー&エンジニア・チームも、シンプルな楽器編成が醸し出す、音の隙間に漂う空気感のようなものを見事に捕らえており、アルバムを好演出している。(Jeff Goldsmith)

 

 

 

Ron Sexsmith

Ron Sexsmith