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ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

(谷)

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

入稿 2011/08/18

 

Suicidal Tendencies / Suicidal for Life (1994)

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1. Invocation
2. Don't Give A Fuck
3. No Fuck'n Problem
4. Suicyco Muthafucka
5. Fucked Up Just Right
6. No Bullshit
7. What Else Could I Do?
8. What You Need's A Friend
9. I Wouldn't Mind
10. Depression And Anguish
11. Evil
12. Love Vs. Loneliness
13. Benediction

 

80年代のハードコア・シーンにおいて、クロス・オーヴァー・サウンドの第一人者であったスイサイダル・テンデンシーズ。そのような音楽の呼び名がミクスチャーへと変っていった1994年の作品。

「Fuck」「Shit」「Mother Fucker」といった言葉がいたるところで連呼されるのは、このアルバムがレーベルとの確執の中で作られたという経緯が関係している。会社のプロモーション体制にバンドは不満を持っていたようだ。そして、本作を発表し、ツアーを行った後、バンドは解散してしまう(その後1997年に再結成)。

おそらく相当なストレスの中で製作されたアルバムであるが、聴いている側としてはザクザクと刻むギター・リフ、ビンビンとハジきまくるスラップ・ベース、怒りを吐き出すヴォーカルがなんとも痛快で気持ち良い。負の感情がラウドなロックの表現としてしっかり成立している。表現者にかかる負荷とアウト・プットとの関係というのはそういうものなのであろうか。(Jeff Goldsmith)

 

 

Suicidal for Life

Suicidal for Life