レッド・ツェッペリン / コンプリートBBCライヴ (2016)
Led Zeppelin / The Complete BBC Sessions
1997年にCD2枚組で出たやつのリィシューなので、聴き比べてみた。「元が1969年とかのラジオ用音源で、音質向上とかあんの？」とか思ったら、けっこう分かりやすく変わってた。97年版の方はハイが強く出てざらついてる感じ。今回は空気全体にローが渦巻いてる感じ。こっちの方がシックだかた、97年版は派手に聞こえるな。音質の向上っていうか、時代時代の特色ってこともあるな。当時は音量とトレブルがキモだった気がする。
で、今回はCD2枚組が3枚組と、1枚増えて、未発表音源が足されてる。正規のテープがもう存在しなかったりなんたらかんたらで、ブートから引っ張って来たのか、このディスクだけ曲ごとに音質が違った。俺はブート集めとかしないので、『サンシャイン・ウーマン』とか初めて聴いたよ。
で、こういった再発で、「また出すのか！」って話は、またって、前回出したの19年も前だかんね。BBCに関しては元が97年の今回が1回目のお色直しで、オリジナルがもっと古いとそれなりにリイシューも重ねるけど、10年とか20年に一度のスパンならべつに悪徳商法でもないだろ！3年ごとにリマスター再発とかならまいっちゃうけど。だいたいからしてお客全員がオッサンでもう何回目買い直しのために出してるんじゃなくて、20歳で初めて聴きます今から聴きますって人のためかもしんないじゃん？知らないけど！あと、「ほんとのコンプリートにしろ！」ってのは、それ、オフィシャルの…っていうかジミー・ペイジがやる必要あるのか…？
って、突然俺は誰に怒ってんだ？
まとめると、ツェッペリンのライヴ演奏は凄まじいなー。
