モーターヘッド / バッド・マジック (2015)
Motörhead / Bad Magic
だいたいからして、最近のニュースを見てると、レミーは大丈夫なんだろか?と心配してしまう。健康状態が心配だ。これを聴く限りは大丈夫も大丈夫、大大丈夫なんだけど。
内容の方は、普遍の暴走ロックンロール、唯一無二のモーターヘッド・サウンドだ!で、感想が終わっちゃうな。それじゃまずいな。レミーは今年、70歳になる。方向性として枯れる方に行けないバンドなんだよなー。座ってアコースティック・コーナーとか、ブルースとかないもんなー。フィル・キャンベルとミッキー・ディーはまだ50代で、レミーからするとだいぶ若いが、中心人物が70歳まで、これで突き進んじゃったな。恐ろしいことだ。
下手すると『エース・オブ・スペイズ』を聴いても、最新作を聴いても、同じ感想になったりするからモーターヘッドはすげー書きにくいんだけど、毛色の違うところとしては、ローリング・ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』カヴァーしてるのがまたかっこいいんだ。ミック・ジャガーのしなやかさとまったく違う、ザ・漢の歌になっててモーターヘッドらしい。