ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

水の中の伝導率

レッド・ツェッペリン / プレゼンス <2015リマスター/デラックス・エディション> (2015)

Led Zeppelin / Presence [DELUXE EDITION 2CD]

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と、いうことでレッド・ツェッペリン一連のアルバム・リマスター・プロジェクトは終わりの3作品まで来てしまった。

で、まずは『プレゼンス』。リマスターによる音質向上は、他のアルバムでも書いたのでだいたいそんな感じ。そんでもって、やっぱしこのアルバムは、へヴィな大作である冒頭『アキレス最後の戦い』の印象に引っ張られてアルバム全体全体像もそう思えてくるんだよなあ。が楽器構成もシンプルだし、へヴィでストイック。実際にはファンキーなナンバーもあるんけど。『聖なる館』がカラフルで、『フィジカル・グラフィティ』が2枚組でこれまたいろいろ入ってただけに『プレゼンス』は単色のイメージ。そのせいか、俺としては、アルバム最後、これまた長尺曲の『一人でお茶を』が終わった後に、「あれ?もう終わり?」ってなるんだよなあ。

で、今回のコンパニオン・ディスクだよ。未発表インスト・ナンバー、『10 リブズ&オール/キャロット・ポッド・ポッド(ポッド)』。ピアノを大フィーチャーした美しい曲で、これがアルバムに入ったらかなり表情豊かになったと思ったり思わなかったりするんだけど、やっぱし入る余地はないか…

で、その次に来る『ロイヤル・オルレアン』の別ミックスって誰が歌ってるんだろうか?これを書いてる時点で俺は知らないんだけど。

 

 

 

Presense[Deluxe CD Edition]

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