ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

夏の催眠術

と、いうわけでゴールデンウィーク中、というか単にローテーション上回ってくるフツーの休日に情景師アラーキーの展示会へ行った私ですが、この日はもうひとつのミッションがありました。

なんと、この歳にしてギターを買おうと思ったのです。現在所有しているうち、一番新しいものはギブソンレスポール・スタジオ。たしか1996年あたり購入だったと思うので、ほぼ20年ぶりの購入です。もはやギターを担いでステージに上がることはないと思うので、はたして新しいギターが自分に必要なのかという葛藤がありましたが、一年勃起しました。

何故今回、このような気持ちになったかというと、ひとつは、コーティング弦を導入したこと。なかなか錆びないので、長い間弾く感触が変わらず、家でギターを弾くのが楽しくなってきました。もうひとつは、昨年度一年間務めた自治会長手当が支給されたからです。臨時収入です。

アラーキーの展示会が開催された新宿のマルイアネックスの向かいに、イシバシ楽器があるのをはじめ、新宿にはいくつか大き目の楽器店が点在します。まずはその辺りから攻めることにしました。購入に当たって、すでに3種類の候補が上っていました。予算は5万円です。5万円といえば、私が半年間暮らせるくらいの大金です。しかし、ギターで5万円といえば、いかにもな初心者向けギターの、その次ぐらいのゾーンでしょうか。思えば高校に上がるとき、人生最初のギターがアイバニーズのLP-650。定価65,000円で店頭価格が5万円弱ぐらいだったと思います。

今回欲しいギターは、ストラト系でトレモロアーム装備。シングルコイルピックアップ搭載のギターです。それならそのままフェンダーストラトキャスターですが、そうはイカのキンタマで、5万円ゾーンだとなかなか丁度良い製品がないのです。USA製はもちろん予算オーバーというか倍以上の値段。フェンダージャパンでも、ボディ材がアルダーのものは中古でも5万円。いや、5万円だと中古の程度を落とさないとダメです。なのでストラトキャスターそのものではなく、その系譜にある非フェンダーのギターを考えていました。

そこで、まず新宿では、中古取扱いの店を中心に、ストラトに近い仕様で気の効いた、国内メーカーが出している何か、予算内でなんとかなる何かを求めて店を回りました。

そして…

今日はこれで終わりです。単に寝る時間となってしまったからです。