ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

踊るガリ勉中学生

2015/04/27 PaulMcCartney / Out There Japan Tour 2015@東京ドーム

…と、いうわけでポール・マッカートニーの東京ドーム公演。中盤あたりまで書いた。

「ジョンのため」と日本語で紹介し、『ヒア・トゥデイ』が歌われた。ひとつのライヴで、ジョン・レノンジョージ・ハリスン、リンダ・マッカートニーを想って、それぞれ歌われて、他より長く生きる天才、スーパースターは大変だ。まあ今の奥さんナンシーのための『マイ・ヴァレンタイン』もあるから、べつに死んだ人に対してばっかじゃないか。

そして『New』から2曲続けた後、中期~後期ビートルズを連発。サイケなビートルズに続いてジョージ作の『サムシング』。これは軽やかなウクレレから、噛みしめるようなオリジナル・アレンジに移行するヴァージョンね。超楽しげな『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』から、『バンド・オン・ザ・ラン』、『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』とロック・バンドっぽいナンバーが続いた後…

続いた後…あれほら、キーCでポールはピアノ弾きながら歌うやつ。なんか超感動的な曲。ポールが「ピキーン!」て言ってるの。あの曲は何ていう曲ですか?曲名を知りたいです。それについてはトーキョーオンガクサイトを参照してください。

そのピキーン!で感動した後は、『死ぬのは奴らだ』で火薬特効地獄。そして男子、女子、そしてみんなで歌う『ヘイ・ジュード』で本編終了。

アップなロック・ナンバー3曲のアンコールに続いて、俺がクラスで歌った『イエスタデイ』、ここへきてよくシャウトしんなーっていう『ヘルター・スケルター』。もう36曲目だよ!

オーラスは、『アビイ・ロード』から、『ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド』っていう攻勢で、これで満足しなかったら何で満足だっていう、どうにもこうにも大団円で幕を閉じたのであった。

まさにポップ・ミュージックのお腹いっぱいフルコースで、素晴らしかった。去年のがっかり分も取り戻した。恐れ入りました。いつもの、気圧の関係で外へ吹き飛ばされる東京ドームの退場から、水道橋駅まで歩く道のり、多数の笑顔を見ていると、音楽を通じてエネルギーの交感ってのを実感したな。相手は72歳だからな。超人としか言いようがない。

物販駅前会場!!!