ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

女神のサジェスチョン

2014/05/17 CASINO DRIVE / CASINO DRIVE RISING! @高円寺HIGH

 

と、いうわけで、カジノ・ドライヴ一夜限りの再結成観てきた!

高円寺HIGHのフロアに入ると、レッド・ツェッペリンピンク・フロイドがBGMで流れ、スクリーンにはカジノ・ドライヴ活動当時のPVやライヴ映像が流れていた。レコーディングだかリハーサル風景は初めて観る素材だったな。他にアリス・クーパーやシルヴァーヘッドがBGMで使われていて、それはヴォーカルのケネス脱退以降、再結成レッド・ウォーリアーズも含めてシャケの活動ほぼすべていおいて払拭されたテイストだったので、聴いて少し「お!」っと思ったね。

開演予定い時刻からそう経たないうちに本編開始。再結成のメンバーはシャケ、厚見さん、今日本にいるケネス、サポートでベースに元スライダーズのジェームス、ドラムがMakiさん。ケネスは昔より短髪で、ワンレンより今の方が男前だったぞ。ケネス在籍時の日清パワーステーションと同じく『ソドムの市』からスタートしたよ。レッズとは違う「ああ、この感じ!」というのがすぐに蘇った。

ケネスによる、若干噛みながらも昔とは比べものにならない日本語多用のMCを交えつつライヴは進行。ケネスが歌ってた『FEVER VISIONS』からのナンバーに加え、『エデンの裏口から』の曲も多くやったんだよね。オリジナルはシャケ歌唱の曲を、今回は当時脱退していたケネスが歌うという。これはライヴ前に予想というか妄想してて、実現して良かった。シャケのキーはケネスより低いから若干難しそうだったけどね。それは大きな問題じゃなく、時を経て今歌えるってのが良かった。『肉体市場』とか『Rabid Dog』といった、オリジナルだと地獄の底まで旅するような曲でも、ケネスが歌うとキャッチーになってくるってのが興味深かったね。けど、このレア度を分かち合えるのって、今となっては周りを見渡しても今はなかなかいないんだよなー。

シャケもMCをとって、今回は参加できなかったダレンとオリヴィエからのメッセージを読み上げてくれて、その後『Magic Wand』を自分で歌った。これは、以降シャケが行う活動で需要なテーマとなった"コズミック・メイト”が歌詞に出てくるから、歌うならこの曲ってことかな?

ジェームスとシャケという組み合わせは、サイコデリシャスで体験済みで、ドラムのMakiさんは初めて。このドラムが結構かっこよくて、1stからの、各楽器の絡みが凝りに凝った曲群も見事に叩き切ってた。そして単にダレンのフレーズを叩いているからという以上に、ダレンぽいところがあって。そしたら彼女がやってるバンド、COAL TAR MOONってカジノの曲名じゃない。プロフィールにも影響を受けたのがカジノと厚見さん、サイコデリシャスってあるし、そういう人なのか。

リーダーのシャケじゃなく、厚見さんの声掛けで実現した再結成は、覆った以上に意味のある見事なライヴだった。演奏の再現度なんかは、Zeppと渋谷AXで観たレッズの限定再結成より高かったかな。実はチケットを取ってもこの目で見るまで、そんなに期待してなかったんだ。でも凄く良くて、演奏もだけど、一度リンクできなくなったケネスが自分のレパートリー以外まで歌うライヴは、なんかピースフルなヴァイヴも溢れてたし。

アンコール最後は、今回音源を聴き返すのもまったく忘れていた『SOUL SURVIVOR』。カジノ・ドライヴ以前の『EARLY L.A.WORKS』に入ってて、ケネスじゃないヴォーカルが歌ってたやつ。ケネス時代だと『SUN SURVIVOR』になるんだっけ?演奏後、昔のように『GOODBYE #3』がクロージングSEで鳴って終了。まだアンコール求める声が多数あったけど、急遽出来るレパートリーなんかないよね!

そんな、予想の斜め上を行くような素晴らしい夜を過ごしたのであった。まる。