カジノ・ドライヴ /ピエロと太陽 （1993）
Casino Drive / Side Show
このシングルのカップリング『Big Mama's Law』は、コンポーザーのシャケが作った曲じゃなくて、ドラムのダレン・ブースターが作詞・作曲してるんだよね。その、今回は残念ながら再結成に不参加のダレンて、今何やってるんだろうなーって、調べてみたんだよ。そしたら、Youtubeにバンドの動画があった。名前がダレン・エドワーズと変わっててドラムじゃなくてギター弾いてたよ。で、1997年とか98年の映像だから、今の姿ってわけじゃないんだけどね。
ダレンのドラムってけっこうカジノ・ドライヴのカギで、ケネスがヴォーカルやってたときのスタイルは、グラム・ロック的でシアトリカルなバンドの個性を増幅させてたし、シャケが歌うようになった後期の音楽性、へヴィなアート・ロックになったのはシャケの心境変化によるところが大きいとともに、ダレンのプレイ・スタイルがキース・ムーン化したのもデカかったんだよね。ドラムの感じがザ・フーの曲みたくオカズだらけになって、それで延々とジャムってたら曲調もそっちに引き寄せられたとか。
そんなダレンと、ベースのオリヴィエは日本にいないから今回不参加ってのは、惜しいなー。
