ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

気づいたら片想い

ピンク・フロイド / 対(1994)

Pink Floyd / The Division Bell

 

今までここに洋楽のことを書くとき、アルバムや曲のタイトルは、邦題か、カタカナ表記たったのね。でもアリス・イン・チェインズのライヴに行った記事では、『ゼム・ボーンズ』とか『ウッド?』だと違和感あるなーと思って、『Them Bones』、『Would?』にしたのね。じゃあこの調子で英語表記にしようかなと思ったら、ピンク・フロイドの『狂気』とか『原子心母』とかを邦題で書けなくなっちゃうので、それはそれで違和感あるんだよなあ。まだそのふたつ『The Dark Side Of The Moon』、『Atom Heart Mother』はましな方で、『おせっかい』を『Meddle』と呼ぶのはかなり抵抗あるなあ。『夜明けの口笛吹き』なんか、普段俺はピンク・フロイドが好きとか言ってるくせに『The Piper At The Gates Of Dawn』って原題がパッと出てこないよ。

そんでもってこの『対』なんだけど、洋楽に邦題つけるって文化が廃れてきた1990年代の作品だから、イメージとしてはけっこう『対』じゃなくて『The Division Bell』って感じもするんだよね。邦題じゃなくてもいいやって。そういえばこれのひとつ前のアルバムは『鬱』だったのが2011年版リマスターから『A Momentary Lapse of Reason』そのまま『モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン』って変っちゃったんだよね。まあ、ベッドがたくさん並んでるところにうつむいた男がいて『鬱』じゃあんまりか。

と、いうことで、ユーライア・ヒープのアレはやっぱ英語表記じゃなくて、邦題の『対自核』なんだよなあ…え?エアロスミスの『お説教』はいつの間にか俺に断りなく日本でも『ウォーク・ディス・ウェイ』になっちゃったのか!あれのサビって、「おーせっきょー!おーせっきょー!ジャッジャー♩」だっけ?

Division Bell (Remastered Discovery Edition)Division Bell (Remastered Discovery Edition)

(2011/09/26)

Pink Floyd

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