ZIGGY / NOW AND FOREVER (2007)
この頃のことって時系列的にどうなんだっけ?ZIGGYもTHE PRODIGAL SONSも同時に存在して、ZIGGYのサポートにジェームズとJimmyがいて、PRODIGAL SONSにはJimmyだけが合流してて、ZIGGYの活動休止があってからジェームズもPRODIGAL SONSに来てって感じ?PRODIGAL SONSとZIGGIYの違いがドラマー、JOEか大島かってだけになっちゃったという…あとメイン・コンポーザーが森重か宗仁かってことで。
宗仁なんかデビュー当時からストーンズ、ストーンズ言ってるし、森重にしてもストーンズは重要なバンドだし、でもこれだけストーンズ的というか、泥臭くて渋いナンバーが並ぶと聴く者は皆戸惑ってしまうという…だから、このアルバムに入ってる曲が他の作品に分散して入ればバランスいいのか。各曲の出来は悪くない。宗仁の曲なんかかなりいいじゃん。まあそれができないのがZIGGYというか森重の不器用さなのか。
森重はZIGGYという看板、責任を背負って、THE PRODIGAL SONSで宋仁との共通項鳴らして、The DUST'N'BONEZでおいちゃんコンポーズの曲歌って、そんで自分のソロも…って、身体はひとつだからやっぱちょっと無理だよね。
デビュー時のメンバーが脱退して、宗仁が戻ってからのZIGGY本体、と各メンバーが作ったバンドの状況って、「森重を軸にこの人と一緒に音楽作れるけどあの人とは合わない」ってそれに終始した感もあるか。
つうか!これべつに2013年に言ってても仕方ないことだ!やーめた。
最後に、このアルバムのスローな曲では森重の歌い方がSION似になってて、そこらへんもやっぱ森重らしいんだなあ。
NOW AND FOREVER“PV EDITION”
(2007/10/24) |