W.A.S.P. / 魔人伝 (1984)
記事を書こうとして「このアルバムっても取り上げてたっけ?」って、分かんなくなることあるよね。で、自分のブログ内を検索しようとして『魔人伝』じゃなくて、『倭人伝』って打っちゃったよ。タイプミスじゃなくて、中学の同級生、”わじん”と、魏志倭人伝と、このアルバムの邦題『魔人伝』と三つにかかった言葉遊びが中学当時あったんだよ。だから倭人伝って打っちゃった。
ただの記憶混同でもなくて、W.A.S.P.を俺に紹介したのがわじんなんだよ。それは『クリムゾン・アイドル』の章で書いたよ。
そーいうこと。ほんじゃ!
って終わったらアルバムの音について何も書かないままだな。もう言い尽くされてることだけど、凶暴でお下劣なキャラが前に出てるけど純粋に音を聴くとしっかしとしたメロディのあるハード・ロックなんだよね。過剰なキャラ設定をコンセプトに取り込んでるのと、歌メロのキャッチーさ、音数としてシンプルなリフ等など、キッスなんだよね。フロントマンが歌兼楽器だし。『ラヴ・マシーン』なんかはモーニング娘。…じゃなくてポール・スタンレーにちょっと歌ってみてほしいなあ。
あと、そうさなあ…初期2枚のアルバムはクリス・ホルムズとランディ・パイパーってツイン・ギターの布陣じゃない。このコンビネーションってけっこう好きなんだよ。LAメタルの代表的バンド、ラットとかドッケン、それに加えてオジー・オズボーンでジェイク・E・リーが弾いてたときって、尖ったギター・リフとフラッシーなギター・ソロって感じで、それらと比べてW.A.S.P.の初期ツイン・ギターはウォームなトーンに聞こえるんだな。それがちょっといい感じで。ギターの形は尖ってるけど!
つーことで、今日はここまで。
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(2003/02/25)
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