ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

君は自転車 私は電車で帰宅

GRRR!  ~グレイテスト・ヒッツ 1962-2012GRRR! ~グレイテスト・ヒッツ 1962-2012

(2012/11/14)

ザ・ローリング・ストーンズ

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ローリング・ストーンズの50周年コンサート、生中継で観ましたませんでしたよねワタシ!?だってWOWWOWで放送なんですものデスネ。WOWWOWつうか有史以来BS,CSの類はうちに来たことありませんデスカ。

俺のロック的な物心がつきはじめた1980年代前半、中学生の頃あたりまで自分にとってストーンズはリアルな存在ではなかった。御茶ノ水ダブルデッカーとか、ロック・グッズの店でベロのマークを見るくらい。実際にその頃ってストーンズは分裂状態だったし。洋邦ともに勢いのあったメタル勢を聴いてたしね。

80年代後半になって洋邦ともに、エアロスミスストーンズをルーツとする若手バンドが台頭して、そっち経由でストーンズの存在は近くなってきた。そしていよいよ1990年の初来日!といいたいところだが、まだ自分の中でそこまで熱が上がっていなくて、逆に「お前のそれ絶対ウソだろ!」って狂乱状態に引いてしまって、まあ言うならば森高千里が歌で揶揄したような心境だったのである。

最初に自分で買ったのは、たしか『スルー・ザ・パスト・ダークリー』。CD時代になってから出たベストだと収録時間が長いけど、1970年より前に出て、当時のベスト盤としてはかなり見事な選曲だと思うんだな。『ウイ・ラヴ・ユー』が入っているし。

ヴードゥー・ラウンジ』のツアーからは、来日の度にちゃんと観ている。そして観る度に、確実に幸せな気分にさせてくれる。あそこが不満、ここが不満、あの曲やんなかったから不満というのがない。まあないか。

10年前には、50周年てないなと思っていて、来日の予定はないけど50周年は現役として迎えてしまった。そんでビル・ワイマンやミック・テイラーがゲスト参加する公演もあるなんていいじゃないか。

そして、今回何が一番言いたいのかというと、俺が唯一、握手をしてサインをもらったストーンズのメンバーはチャック・リーヴェルだということ。初来日のときにサインをしてもらったのだ。