MY LITTLE LOVER / evergreen (1995)
昨日、ブックオフで漁ってきた中から、マイ・リトル・ラバーなわけさ、ここんところ、ずーっと聴きたくってその機会を窺っていたのだ。
1stアルバムでドン!と、完成形が出来てしまうってのは、ブルーハーツとか、ドアーズとか、ストーン・ローゼズとかあったりするんだけど、それらが、アマチュアとして培ったものを放出したら奇跡的な1枚が出来上がっちゃったのに対し、マイラバはオリジナル・メンバーのうち2人はプロとしてのキャリアを持つ人間だったわけですね。だから、初期衝動の爆発ではないんだけど、マジックが詰まったな1枚ではある。前身バンドで1枚出してるキング・クリムゾンとか、パトロンとしてアンディ・ウォーホルが一枚噛んでいて、ニコという存在がネジ困れたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1stはどうなのか?などと考え出すとキリがないからやめとく。
…つうかさあ、『evergreen』えばーぐりーん!だからだよ!ずるいって!こんなの!アホか!!
もうさあ、『Hello, Again - 昔からある場所 -』なんかもう、「ノスタルジック殺す気か!」って感じでズルイつうの!『白いカイト』と合わせるともうやってらんないね!
akkoの歌声って、そんなに声量ある感じじゃなくて、たしかハモリじゃない、ユニゾンで声を重ねるダブル・トラックを多用してるんだっけ?それが功を奏してすげーえばーぐりーんで!自分の声同士、ユニゾンで重ねると、微妙な揺れの違いが出てエフェクターのコーラス効果みたいになるんかな。
あ、で、マイラバがダブル・トラックを多用している件て、昔何かで読んだか聞いたかしたと思うけど記憶違いかもしれない。たぶん合ってるけど。今はネットで調べれば正解が出てくると思うんだけど、それはしません。
それは何故か?
めんどくさいから。
evergreen
(1995/12/05) |