ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ボールド・ヘッデッド・ウーマン

嗚呼、正月も七日となってしまった。今日で正月気分もおしまいである。今年は三ヶ日を青春18きっぷの旅にあてたので、例年より短く感じる。正月気分が終わってしまう。寂しい…しかし、これが生活のメリハリというものか。初詣の締めとして、近年アニメ『らき☆すた』の聖地として話題の鷲宮神社へと足を運んだ。初めての訪問である。

 

東武線の鷲宮駅からしばし歩くと、神社の鳥居が見える。手前の道路では、警備員が出て交通整理をしている。

 

鳥居をくぐると、猫的な生物が出迎えてくれた。

 

もう7日というのに、けっこうな人手で少し驚く。露店もまだ多く出ていた。

 

 

らき☆すた』的な絵馬が大量に吊るされている。私は『らき☆すた』的なものに関してまったくの門外漢であるが、まあこーいった町おこしはどんどんやればいいと思うんだよね。まあトラブルがない程度だったら、なんかいいよねこーいうの。

この時期になっても、というか、正月気分も最後だからか、参拝するための長い列が出来ていた。鷲宮神社は、想像していたよりはるかに大きな神社だった。それでも、大晦日、元日あたりに報道されているような人数がどっと押し寄せたら、キャパシティー・オーバーのような。

駅前のスナックにも『らき☆すた』的な壁画が。

今年の年末年始を、様々な場所で過ごし、正月を感じてみて思ったこと。私は、神社仏閣など、歴史的建造物そのものに対する興味というか、それに感動する感受性は希薄というか、まあそこそこのようである。閑散とした境内で、国宝級の建物と向き合うには頭の中身が軽すぎる。対して、人である。そう、人々。初詣や夏祭りでそこに人々が集う喧騒、発生する磁場を感じるのが好きなのかもしれない。かといって人が好き、コミュニケーションが好き…というものでもなく、おそらく、その人々が集う姿も風景として目に映し、そこにいる自分も、孤独なまま風景の中に紛れ込んでフラフラと徘徊しながら空気を感じ取るのが好きなのかもしれない。

とか、思った今年の正月。

らき☆すた (9) (角川コミックス)らき☆すた (9) (角川コミックス)

(2011/12/26)

美水 かがみ

商品詳細を見る