『機動戦士ガンダムUC episode 4 「重力の井戸の底で」』@MOVIXさいたま
『episode 1』、『episode 2』、『episode3』に続いての四作目を観た。
いやー、世代の違うモビルスーツが入り乱れて闘う、『怪獣総進撃』みたいなシーンは壮観でしたね!
あんなMSやこんなMSが大活躍。中にはオリジナルとはカラーリング違いになっていたり、ビミョーにマイナー・チェンジ改修されていたりで観る者ののココロをくすぐる演出。ただ、悲しいかな脇キャラの宿命。みなさんひとしきりの活躍後、ストーリーの流れに飲まれるように名もなき兵士たちは散っていくのであった。
つうかさあ!
なんだよゲルググはほとんど仕事してないじゃんか!
ジュアッグとかゾゴッグとかが活躍してるんだからもっと頑張れよ!!俺はゲルググに目立ってほしいんだよ!
…っていう、メカ視点のことばかり書いていると、浅いヤツだと思われるので、人間ドラマの方に着目すると、前エピソードのダグザに続いて、“袖付き”のキャプテン、スベロアがいい味を出していた。『ユニコーン』では、大人キャラの描き方がいいんだよね。皆、完全無欠ではないんだけどそれぞれの持ち場で人間臭い魅力を発揮している。
あとは、故人となった鈴置洋孝氏から成田剣氏に声優が代わったブライトさん。俺としてはそんなに違和感なく受け入れられたかな。ガンダムシリーズ中、今までに何人かあった声優交代劇の中では、印象が変わらない方だったと思う。
そんでラストシーンでは、空からなーんか降ってきちゃって、次回作を早く観たい展開になっていくのであった。
機動戦士ガンダムUC [Mobile Suit Gundam UC] 4 [Blu-ray]
(2011/12/02) |