ぴあ / 8月4日18日 合併号 (最終号)
今号で休刊になる『ぴあ』を買った。
なんかあれね。世間的にも自分の中でも、近年インターネット環境が整ってからは、情報源としての役割はすでに終わっていて、今回購入したのも、「記念品として1冊、手元に置いておくか」っていうことなんだな。
『ぴあ』に関する一番の想い出は、シャケと森重が出演した横須賀でのフリー・ライヴ・イベントだったんだけど、それは以前に書いたのでそっち読んでね。
昔は当然のように、ライヴや映画の情報は『ぴあ』で入手した。あと、新聞の下の方に載ってるチケット情報か。今じゃ『ぴあ』も買っていないし、新聞もとっていない。
そのような媒体からチケット発売の情報を得て、発売日の午前10時より、混みあって繋がり難い電話が繋がるまで何百回とかけたり、百貨店に入っているチケットセンターに開店前から並んでチケット買ったり。それが今はネットやコンビニの端末での購入になったと。
電話で予約するときは「開始時間の何秒前からかけ始めると良い」とか「ずっとテープのアナウンスが流れてるけど、今のは話中の信号音だった!もうちょいのところまで来ている!最初の関門は突破している!」とかいうのがあったね。実際は関係なさそうだけど。
そうそう、高校生のときに、組んでいたバンドがコピーからオリジナルをやるようになって、ライヴハウスに出るようになり、『ぴあ』のスケジュール欄に初めて載ったときも嬉しかったなー。単にバンド名が書いているだけなんだけど。嬉しいので思わず蛍光ペンでマーキングしちゃったよ。
そんな想い出のある『ぴあ』よ、ありがとう。さようなら。オーケンの連載はWebに移って続くみたいね。
ぴあ [最終号]
(2011/07/21) 不明 |