ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

ディシプリン

浅草三社祭、最終日に潜入。午前11時前に着いた。

神輿の渡御は正午からなので、まだそれほど混雑はしていない。そう、まだ今は・・・

すでに何基かは出ている。

極真空手のデモンストレーションに遭遇。ガチの組み手、板割り、バット折り、瓦割り・・・ブロック割り、氷割りが披露された。女性もいたし、小学生でも板を割っていた。皆、勇ましく、礼儀正しく、気持ちよく背筋が伸びている。一方の我輩は、保育園のときに近所の剣道場に見学に行ったが、ビビって帰ってきて結局入門しなかったとゆう・・・しかし4、5歳のときの心境、選択を誰が責められよう。そして、何十年後にはこんなにもジメっとして歪んだ人間になってしまった。

浅草寺はまだ工事中。昼前にはかなり混んできた。露店から漂ってくる、ソースや醤油や小麦粉が焦げた匂いがたまらん。

正午、混雑している浅草寺周辺から一旦退避して、アサヒのビル付近で休憩。

リバーサイドで優雅に昼食を・・・と思ったら、隅田川付近は風がかなり強く、なんだか必死の形相でコンビニ弁当を貪るハメに。

あ、軌道エレベーターはこんな撮り方もあるのか。

再び最前線に突入。“ラーメンバーガー(from喜多方)”の露店が人気だった。行列が出来ている。ガイジンさんも「Oh!ラ~メン、ブゥァ~ガ~!」と驚いていた。

よし!神輿について行ってみよう!・・・とゆうか、人が多すぎて一度流れにはまると自分の意思と関係なくついていかざるをえない。それでも生きていかざるをえない。

渡御も佳境に入る。雷門通りはものすごい混雑。神輿を担ぐ掛け声とお囃子が360°サラウンドでグルグルと渦巻いている。画像の構図が不自然なのは、アップで見切れている人をカットするためにトリミングしたからだぜ。

次々と神輿が現れる。そしてそれが通りに集結する眺めは壮観。

見物客の数も膨れ上がってカオス。Chaos UK!

そんな感じで、今年も東京に初夏の訪れを告げた三社祭

帰り際、斜めから頬に刺してくる初夏の陽が痛かった。

・・・それでも生きていかざるをえない。

三社まつり三社まつり

(2007/12/05)

永峰ゆう子

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